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第55回 金鯱賞のデータ [競馬データ]

16年までは12月に行われていた金鯱賞でしたが、17年からは、新しくG1になった「大阪杯」の前哨戦として、この3月に移ってきています。
12月に行われていたそれまでの金鯱賞のデータはありますが、ここは、16年までこの3月に行われていた、同じ施行距離「中京2000m芝」の重賞、「中日新聞杯」のデータを取り上げていきたいと思います。
その上で3月に行われた金鯱賞の17年と18年のデータを各項毎その後に載せていきます。
中京競馬場がリニューアルになった12年以降、16年までの5年間の中日新聞杯と17年と18年の3月の金鯱賞からです。
ただ、中日新聞杯はハンデ戦、金鯱賞は別定戦、違いはありますが、そのままで見ていきたいと思います。


まず中日新聞杯の上位3着までの人気の組み合わせですが
12年 「6番人気-9番人気-1番人気」
13年 「5番人気-1番人気-3番人気」
14年 「10番人気-3番人気-4番人気」
15年 「5番人気-2番人気-6番人気」
16年 「1番人気-9番人気-13番人気」
の順で決まりました。
この5年間を見る限りではまだ人気面では傾向はつかめないようですね。
ただ、5年中3年で1番人気が3着以内に入っていて、あとの2年の最上位人気は、それぞれ2番人気、3番人気で、とりあえずは上位3番人気以内から1頭選ぶことが基本のようです。
さて金鯱賞ですが
17年 「1番人気-7番人気-13番人気」
18年 「1番人気-8番人気-2番人気」
となっていました。
連対馬は16年の中日新聞杯と似た組み合わせで、まだ2回ですけれど、傾向としては継承しているように見えます。


中日新聞杯のその1番人気の馬ですが、
12年の1番人気はダノンバラードで、単勝オッズは2.9倍、着順は3着でした。
13年ではアドマイヤタイシが1番人気で、単勝オッズは4.0倍、2着と連対を果たしました。
14年の1番人気はアンコイルドで、単勝オッズは3.8倍、着順は7着でした。
15年ではダノンジェラートが1番人気で、単勝オッズは4.6倍、着順は7着でした。
16年の1番人気はサトノノブレスで、12年以降初めて1着となりました。
ただ、単勝オッズは5.6倍、これを見る限り、単勝オッズの高さ低さはあまり関係ないように見えます。
続く昨年の金鯱賞では、
17年の1番人気はヤマカツエースで、単勝オッズは3.6倍、着順はその前年の中日新聞杯に続いて1着となりました。
18年の1番人気はスワーヴリチャードで、単勝オッズは1.6倍、16年の中日新聞杯から1番人気は3年連続で1着となっています。
これで、金鯱賞も含めて過去7年、1番人気は、(3.1.1.2)の成績で、微妙に1番人気馬の取捨選択の判断は依然難解のようです。


それから3連単の配当ですが、
12年の3連単は54410円と高配当でしたけれども、中京競馬場リニューアル以前の配当よりは見劣りするものでした。
13年は17230円と、それまでを通して最低の配当を記録しています。
14年は141450円と10万円以上馬券となりました。
15年は50580円と12年と同じくらいの配当となりました。
16年は251670円と14年に続き10万円以上馬券となっています。
金鯱賞では、
17年は192050円と14年、16年に続き10万円以上馬券となっています。
18年は24410円と、13年に近い最低の配当となっていました。
よって、過去7年中3年で10万円以上馬券、5万円台が2回、2万円台、1万円台が各1回となっています。
この配当に関しても、今年は荒れるのか荒れないのかの判断が難しいところですね。


次に臨戦過程ですが、
12年の連対馬の前走は、それぞれ小倉大賞典で10番人気2着、12番人気4着となっていました。
しかしながら、それまでの5走はそれぞれ、5走中掲示板に1回も載らず、5走中連対なし、4着1回となっていました。
13年の連対馬の前走は、それぞれアメリカJCC4番人気4着、中山金杯4番人気2着となっていました。
また、その前までの5走を見てみますと、それぞれ5走中4連対1着3回、5走中3連対、3着1回と12年とうってかわって臨戦過程は上位着順中心となっていました。
14年の連対馬の前走は、それぞれ1600万下特別戦3番人気1着、京都記念3番人気4着となっていました。
また、その前の5走を見てみますと、それぞれ5走中2連対、3着2回4着1回、5走中3連対と、こちらも上位着順中心になっていました。
15年の連対馬の前走は、それぞれアメリカJCC11番人気5着、中山金杯5番人気3着で、その前の5走はそれぞれ5走中2連対、4着1回、5走中2連対、4着1回でした。
16年の連対馬の前走は、それぞれ日経新春杯4番人気3着、オープン特別1番人気2着で、その前の5走はそれぞれ、5走中連対なし、3着2回、4着1回、5走中1連対、3着3回でした。
この過去5年連対馬10頭の前走の着順をまとめてみますと、1着1頭、2着3頭、3着2頭、4着3頭、5着1頭とすべて掲示板に載っていました。
続く金鯱賞では、
17年の連対馬の前走は、それぞれ有馬記念8番人気4着、小倉大賞典11番人気4着で、その前の5走はそれぞれ5走中1連対(前年の12月の金鯱賞)5着1回、5走中3連対3着1回となっていて、こちらも中日新聞杯を継承しているように見えます。
18年の連対馬の前走は、それぞれ有馬記念2番人気4着、海外の凱旋門賞11番人気16着で、その前の5走はそれぞれ5走中3連対4着1回、5走中3着1回となっていて、初めて1頭、前走で掲示板を外した馬が連対しました。
とりあえず、今回の登録馬で前走掲示板に載っていたのは、15頭中10頭となっています。

3着馬の前走も見てみますと、
12年の3着馬ダノンバラードの前走は、日経新春杯3番人気2着となっていました。
13年の3着馬トウカイパラダイスの前走は、同じく日経新春杯4番人気3着となっていました。
14年の3着馬ラブリーデイの前走は、有馬記念14番人気12着となっていました。
15年の3着馬マイネルミラノの前走は、小倉大賞典7番人気5着となっていました。
16年の3着馬レコンダイトの前走は、アルゼンチン共和国杯5番人気10着となっていました。
5年中3年の3着馬が前走で掲示板に載っていました。
続く金鯱賞の3着馬では、
17年の3着馬スズカデヴィアスの前走は、オープン特別白富士S3番人気1着となっていました。
18年の3着馬サトノダイヤモンドの前走は、海外の凱旋門賞2馬人気15着となっていました。


次に毛色ですが、
12年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
13年の上位3頭は、「黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
14年の上位3頭は、「青鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
15年の上位3頭は、「鹿毛-黒鹿毛-栗毛」となっていました。
16年の上位3頭は、「黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」となっていました。
こう見ますと、毎年3着以上に少なくとも1頭入っていて、3着以内計15頭中9頭も占める黒鹿毛馬がかなり強いようです。
さて金鯱賞では、
17年の上位3頭は、「栗毛-栗毛-黒鹿毛」
18年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
となっていて、金鯱賞になっても3着以内に黒鹿毛馬がそれぞれ1頭入っていました。
さて今年はどうでしょうか。
今回の出走馬で黒鹿毛馬は、スズカデヴィアス、ペルシアンナイト、エアウインザー、リスグラシュー、モズカッチャンの5頭となっています。


次に年齢ですが、
12年は、「7歳-7歳-4歳」で決まっています。
13年は、「5歳-6歳-6歳」となっていました。
14年は、「5歳-4歳-5歳」となっています。
15年は、「6歳-7歳-5歳」となっています。
16年は、「6歳-7歳-6歳」となっています。
年齢は、まだ捉えどころがなさそうですね。
金鯱賞では、
17年は、「5歳-4歳-6歳」
18年は、「4歳-8歳-5歳」
となっていました。


それから血統を見てみますと、
12年では、上位3頭とも父はサンデーサイレンス系(マーベラスサンデー、マンハッタンカフェ、ディープインパクト)で、BMS(母の父)はそれぞれナスルーラ系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系となっていました。
13年では、父は1着馬はヘイルトゥリーズン系のシンボリクリスエス、2着馬はノーザンダンサー系のシングスピール、3着馬はヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系のゴールドアリュールで、BMSはそれぞれネイティブダンサー系、ミスタープロスペクター系、ノーザンダンサー系となっていました。
14年は、父は1着馬、2着馬とも、サンデーサイレンス系のディープインパクト、3着の馬の父はミスタープロスペクター系のキングカメハメハとなっていて、BMSは1着、2着ともノーザンダンサー系、3着馬はサンデーサイレンス系のダンスインザダークとなっていました。
15年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、3着馬がサンデーサイレンス系のステイゴールドで、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がサンデーサイレンス、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
16年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、2着馬がノーザンダンサー系のオペラハウス、3着馬がサンデーサイレンス系のハーツクライで、BMSは、1着馬がナスルーラ系(グレイソブリン系)、2着馬がサンデーサイレンス、3着馬がノーザンダンサー系となっています。
続く金鯱賞では、
17年は、父は1着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、2着馬がサンデーサイレンス系のダイワメジャー、3着馬がミスタープロスペクター系のキングカメハメハ、BMSは、1着馬がナスルーラ系(グレイソブリン系)、2着馬がノーザンダンサー系のストームキャット、3着馬がサンデーサイレンスとなっています。
18年は、父は1着馬がサンデーサイレンス系のハーツクライ、2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、3着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト、BMSは、1着馬がミスタープロスペクター系、2着馬がナスルーラ系(グレイソブリン系)、3着馬がノーザンダンサー系となっています。


以上ですが、今年は絞りにくいメンバーですね。
ともかく、上記のデータを参考に、何とか絞っていきたいと思います。



タグ:金鯱賞
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