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第21回 富士ステークスのデータ [競馬データ]

現在の1600mに距離が変更になった00年以降、02年の中山競馬場開催を除く17年、連対34頭、3着馬17頭からです。


まず連対馬の前走ですが、連対馬32頭中、
08年の2着馬リザーブカード(5歳、前走京成杯オータムH1番人気6着)
09年の1着馬アブソリュート(5歳、前走安田記念8番人気13着)
09年の2着馬マルカシェンク(6歳、前走朝日CC8番人気14着)
10年の2着馬ライブコンサート(6歳、前走安田記念18番人気15着)
12年の1着馬クラレント(3歳、前走オープン特別6番人気8着)
13年の2着馬リアルインパクト(5歳、前走ダービー卿CT7番人気12着)
14年の2着馬シャイニープリンス(4歳、前走京成杯オータムH10番人気6着)
15年の1着馬ダノンプラチナ(3歳、前走皐月賞5番人気11着)
17年の2着馬イスラボニータ(6歳、前走安田記念1番人気8着)
の9頭を除く25頭は掲示板に載っていました。

つまり、08年以降、ここ過去10年では、11年と昨年16年の2年だけが連対馬2頭とも前走掲示板に載っていたことになります。
さて今年はどうでしょうか。
ちなみに、今回の登録馬18頭のうち前走掲示板に載っていたのは、エアスピネル、ガリバルディ、ゴールドサーベラス、デンコウアンジュ、ハクサンルドルフ、ハッピーグリン、レッドアヴァンセ、ロジクライ、ワントゥワンの9頭となっています。

3着馬では、連対馬と違って前走掲示板に載っていたのは17頭中8頭で、残り掲示板をはずした6着以下の9頭のうち6頭は3歳馬でした。
残り前走掲示板をはずした3歳馬以外の3着馬3頭は、
07年8番人気3着の5歳馬トウショウカレッジ(前走オープン特別3番人気9着)
12年14番人気3着の5歳馬ヒットジャポット(前走オープン特別2番人気6着)
17年11番人気3着の5歳馬クルーガー(前走マイラーズC8番人気10着)
となっていました。

全体的に3着馬で3歳馬は計7頭となっていましたが、つまり1頭だけが前走掲示板に載っていたことになります。
その唯一前走掲示板に載っていた1頭の前走ですが、地方のダートの重賞(1番人気2着)で、身近で走った芝のレース(皐月賞)では13番人気6着と掲示板をはずしていました。(逆に、前走掲示板をはずしていた中の1頭に、その前走は地方のダートの重賞を走った3歳馬がいて、同じく身近で走った芝のレース(関屋記念)では3番人気4着と掲示板に載っていました。)
それから、前走掲示板をはずした3歳馬6頭のうち4頭の前走は二桁着順(そのうち2頭の前走は日本ダービーで、それぞれ2番人気12着、6番人気18着)でした。
また、3着馬の3歳馬7頭はそれまで少なくとも1回はG1に出走していました。
ちなみに、今回の登録馬の中で3歳馬は、ジャンダルム、ハッピーグリンの2頭となっていますが、ジャンダルムはG1を3レース走っていて、ハッピーグリンは地方のG1を1レース走っていました。


次に連対馬34頭の前走の内訳ですが、重賞が29頭、オープン特別が4頭、1600万下条件特別戦が1頭となっていました。
その中で、前走1600万下条件特別で連対した1頭のその時の人気と着順は1番人気1着となっていました。
ちなみにその馬の前々走は重賞(札幌記念)で6番4着となっていました。
前走オープン特別で連対した4頭では、そのレースでの人気着順はそれぞれ、1番人気4着、5番人気1着、1番人気1着、6番人気8着となっていました。
ちなみに今回の登録馬ですが、18頭中15頭が前走重賞を走っていました。

また、前走重賞で掲示板を外した連対馬9頭の共通点を探ってみますと、9頭のうち5頭がその年のマイルの重賞で連対していました。
残り4頭ですが、12年1着のクラレントはNHKマイルで3着、13年2着のリアルインパクトは過去に安田記念を勝っていました。
また、14年2着のシャイニープリンスは、その年のオープン特別のマイルで勝っていて、前年のこの富士Sで3着となっていました。
15年1着のダノンプラチナは前年の朝日杯フューチュリティで勝っていました。

今回の出走馬で前走重賞で掲示板をはずしていたのは9頭ですが、そのうち今年マイルの重賞で連対していたのは、ウインブライト、ヒーズインラブ、クルーガーの3頭となっています。
また、前走掲示板をはずした馬で、今年マイルの重賞連対経験がなくて、過去にG1を勝った馬ですが、1年前のマイルCSで勝ったペルシアンナイトの1頭がいます。

3着馬17頭では、前走重賞だったのは10頭で、そのうち6頭は3歳馬でした。
その3歳馬6頭とも、その年の重賞で3着以内に入っていました。
残り3歳馬以外の前走重賞だった4頭は、4歳馬が1頭、5歳馬が2頭、6歳馬が1頭で、その前走は4頭の3頭が掲示板に載っていました。(それぞれ3着、4着、5着、残り1頭は5歳馬で10着)
あと、前走オープン特別だったのは5頭で、その前走での人気着順は順に3番人気9着、3番人気2着、14番人気1着、2番人気6着、4番人気14着でした。
あと残り2頭の前走は1600万下特別で、人気着順はそれぞれ1番人気1着、2番人気1着、そして前々走はそれぞれ、重賞(朝日杯CC)で2番人気4着、オープン特別2番人気9着でした。

同じく連対馬の前々走を見てみますと、
00年1着のダイワカーリアン(函館記念6番人気9着)
05年1着のウインラディウス(関屋記念4番人気11着)
06年1着のキネティクス(京王杯オーラムH13着
07年1着のマイネルシーガル(NHKマイルC8着)
08年1着のサイレントプライド(東京新聞杯3番人気8着)
09年2着のマルカシェンク(新潟記念10番人気9着)
10年2着のライブコンサート(マイラーズカップ10番人気15着)
11年1着のエイシンアポロン(前の年の天皇賞(秋)7番人気17着)
11年2着のアプリコットフィズ(クイーンS8番人気12着)
12年1着のクラレント(日本ダービー14番人気15着)
13年2着リアルインパクト(中山記念7番人気8着)
14年2着シャイニープリンス(関屋記念9番人気13着)
の12頭が掲示板をはずしていて、残る22頭が掲示板に載っていました。

その掲示板をはずした12頭の次走(つまり前走)ですが、
09年2着のマルカシェンク(前走14着)
10年2着のライブコンサート(前走15着)
12年1着のクラレント(前走8着)
13年2着のリアルインパクト(前走12着)、
14年2着のシャイニープリンス(前走6着)
を除く7頭が重賞で1着(2頭)、2着(1頭)、3着(3頭)、4着(1頭)と上位着順となっていました。

この中のマルカシェンク、ライブコンサート、リアルインパクト、シャイニープリンスの4頭と11年2着馬アプリコットフィズ(前走も2着)の計5頭を除いた7頭はすべて富士S1着馬となっていますので、1着馬17頭中7頭(前走1着、3着、4着、8着)の前々走は掲示板をはずしていたことになり、また逆に、2着馬は09年、10年、11年、13年、14年を除いた10頭の前々走はすべて掲示板に載っていたことになります。

さらに連対馬34頭中
05年2着のタニノマティーニ(前々走オープン特別6番人気4着)
10年1着のダノンヨーヨー(前々走1000万下条件特別1番人気1着)
12年2着のファイナルフォーム(前々走500万下条件戦1番人気1着)
14年1着のステファノス(前々走オープン特別1番人気1着)
15年2着のサトノアラジン(前々走オープン特別1番人気1着)
16年1着のヤングマンパワー(前々走準オープン2番人気1着)
の6頭を除く26頭の前々走は重賞となっていました。

結局、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、1着馬17頭中5頭、2着馬17頭中7頭となっています。
また3着馬17頭では4頭となっていました。(地方の重賞も含む)
今回の登録馬18頭中15頭が前走重賞となっていますが、前々走も15頭共重賞となっています。

その前走前々走とも重賞だった15頭のうち、両レースとも掲示板に載ったのは、エアスピネル、レッドアヴァンセ、ロジクライ、ワントゥワンの4頭となっています。
ちなみに3着馬の前々走をまとめて見ますと、17頭中12頭が5着以上の上位着順、残り5頭が6着2頭、9着、15着、15着となっていて、5着以上の11頭の人気は東京新聞杯で7番人気(2着)、ラジオNIKKEI賞で6番人気(5着)だった2頭を除く残り8頭は4番人気以上の上位人気となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が19頭(そのうちサンデーサイレンスが6頭、サンデーサイレンスの仔が11頭)、ノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が3頭、グレイソブリン系(トニービン系)が2頭、プリンスリーギフト系(サクラバクシンオー)、マンノウォー系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が8頭(そのうちサンデーサイレンスの仔フジキセキ、マンハッタンカフェ、アグネスタキオン、ディープインパクトを含むサンデーサイレンス系が7頭)、あとノーザンダンサー系が4頭(ラストタイクーン、チーフベアハート、キングヘイロー、ローエングリン)、グレイソブリン系が2頭(スターオブコジーン、ジャングルポケット)、トゥルビョン系(トウカイテイオー)、ミスタープロスペクター系も2頭(フォーティナイナー、キングカメハメハ)となっていました。


毛色は、00年~16年(02年を除く)の順番で、(鹿-鹿)、(栗-栗)、(栗-栗)、(鹿-鹿)、(黒鹿-鹿)、(栗-栗)、(黒鹿毛-鹿毛)、(栗毛-鹿毛)、(黒鹿毛-黒鹿毛)、(黒鹿毛-栗毛)、(栗毛-黒鹿毛)(栗毛-鹿毛)、(鹿-鹿)、(鹿―青鹿)、(芦-鹿)、(黒鹿毛-黒鹿毛)、(栗毛-黒鹿毛)と、連対馬では17年中8年が同じ毛色同士の組み合わせとなっていました。
全体的には、連対馬では、鹿毛が12頭、栗毛が11頭とほぼ拮抗していて、黒鹿毛が9頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が6頭、栗毛が5頭とこちらも拮抗、あと、黒鹿毛が3頭、青毛、青鹿毛、芦毛が各1頭となっています。


年齢では、1着馬では、5歳が5頭と最も多く、3歳と4歳と7歳が各4頭となっていました。
2着馬では、5歳が7頭と最も多く、4歳が5頭、6歳が4頭、3歳は1頭となっていました。
3着馬では、3歳が7頭と最も多く、あと4歳と5歳が各4頭、6歳と8歳が各1頭となっています。


以上ですが今年も難解ですね。
毎年触れていますが、3連単の配当は、04年は4千円台、11年は3万円台、15年は2万円台、16年は2万円弱、昨年17年は5万円台とほぼ一般的な配当となっていましたが、それ以外では、09年、10年で100万以上の配当が連続で出ていましたし、06年、07年、12年、13年、14年の5年では10万以上の配当、残り05年、08年は10万に近い配当と、かなり荒れる傾向があるレースとなっています。
まずは、かなり荒れるのか、ほどほど荒れるのか、意外に荒れないのか、今年もその3つの見極めからとなりますね。
ともかく、上記のデータを一つ一つ整理しながら、まずは今年もその3つの中から一つ選んでそこから予想を展開していこうと思っています。

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