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第66回 府中牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

1800m芝に施行が変わった96年から、02年の中山競馬場開催を除く21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。


ともかくも、比較的上位人気同士の決着となっています。
連対馬42頭中36頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
残りの下位人気の6頭ですが、そのうち3頭はいずれも7番人気で
00年7番人気2着のハイフレンドコード(単賞オッズ36.3倍)
05年7番人気2着のマイネサマンサ(同17.4倍)
09年7番人気1着のムードインディゴ(同18.5倍)
となっていました。

そして残り3頭は、
10年14番人気で2着となったセラフィックロンプ(同61.7倍)
12年10番人気で1着となったマイネイサベル(同31.8倍)
15年11番人気で1着となったノボリディアーナ(同32.0倍)
となっています。

ちなみに、それぞれの連対の相手の人気は、順に1番人気、1番人気、3番人気、4番人気、5番人気、1番人気となっていました。
10年から15年までの6年間のうち半分の3年で二桁人気が連に絡んでいるところは気になりますね。
その後、16年は「3番人気-2番人気-1番人気」、17年は「5番人気-1番人気-2番人気」とこの2年間は固く収まっていますが、さて今年はどうでしょうか。
偶然か、どちらの年の4着は「7番人気」となっています。


また、当日の1番人気ですが、21年中12年で連に絡んでいました。
連をはずした9頭のうち4頭は3着(04年のスティルインラブ、06年のディアデラノビア、12年のドナウブルー、16年のスマートレイヤー)で、残り5頭は7着(01年のヤマカツスズラン)、6着(09年のカワカミプリンセス)、9着(10年のニシノブルームーン)、14着(11年のアパパネ)、7着同着(13年のアロマティコ)なっていました。
09年以降9年では、14年、15年、17年の3年は2着で連対しましたが、それ以外の6年では、09年から13年までの5年連続と16年、連をはずしていました。(12年の1番人気ドナウブルー、16年1番人気のスマートレイヤーは各3着)

それから、5番人気以上の上位人気の連対馬36頭のうち単勝オッズが10倍以上であったのは、
97年2着のグロリーシャルマン(12.1倍、5番人気)
04年1着のオースミハルカ(11.4倍、5番人気)
06年2着のサンレイジャスパー(10.1倍、4番人気)
12年2着のスマートシルエット(10.0倍、5番人気)
17年1着のクロコスミア(10.4倍、5番人気)
の5頭となっています。
ということは、あとの31頭の当日の単勝オッズは一桁ということになりますので、まずは上位人気の単勝オッズ一桁台の馬から検討することがこのレースのセオリーのようです。

3着馬では、21頭中16頭が5番人気以上の上位人気で、あとの5頭は、6番人気が2頭、7番人気が1頭、11番人気と12番人気が各1頭となっていました。
しかし、当日単勝オッズ一桁台だったのは、21頭中13頭と連対馬ほどではありませんでした。


次に臨戦過程での前走ですが、まずそのレースの施行内容は、連対馬42頭中30頭が重賞で、あと残り12頭は、そのうち9頭がオープン特別、3頭が準オープン特別(1番人気1着2頭、2番人気1着1頭)となっていました。
ただし、この残りの12頭のうち6頭はいずれも01年以前のもので、03年以降(02年の中山開催は除く)では、連対馬30頭のうち、
09年2着馬ベッラレイア(前走オープン特別1番人気4着)
10年1着馬テイエムオーロラ(前走準オープン特別2番人気1着)
15年1着馬ノボリディアーナ(前走オープン特別4番人気2着)
15年2着馬スマートレイヤー(前走オープン特別1番人気1着)
16年1着のクイーンズリング(前走オープン特別1番人気2着)
17年1着のクロコスミア(前走準オープン特別1馬人気1着)
の6頭以外の24頭は前走重賞となっていました。


3着馬で前走重賞だったのは21頭中14頭、オープン特別だったのは2頭、条件戦だったのは4頭(1600万下条件特別4番人気5着、1000万下条件特別4番人気1着、1000万下条件特別1番人気1着、1600万下条件特別3番人気1着)となっています。
この3着馬での前走重賞以外の6頭のうち
09年3着馬レジネッタ(前走オープン特別6番人気11着)
10年3着馬スマートシルエット(前走1000万下条件特別1番人気1着)
13年3着馬スイートサルサ(前走1600万下特別3番人気1着)
を除く3頭は連対馬と同じく01年以前のものでした。


さらに前走の人気だけを見てみますと、連対馬では1番人気が11頭、2番人気が6頭、3番人気が4頭、4番人気が12頭、5番人気が5頭、6番人気が1頭、9番人気が2頭、14番人気が1頭となっていました。
3着馬では、1番人気が7頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭、4番人気が3頭、5番人気が1頭、6番人気が2頭、7番人気、8番人気、10番人気が各1頭となっていました。
ちなみに今回の出走馬で前走の5番人気以上の上位人気馬を挙げますと、

前走1番人気は、ディアドラ(前走クイーンS1着)、メイズオブオナー(前走準オープン特別5着)の2頭。
前走2番人気は、アドマイヤリード(前走ヴィクトリアマイル8着)、ソウルスターリング(前走クイーンS3着)の2頭。
前走3番人気はなし。
前走4番人気はフロンテアクイーン(前走クイーンS2着)、ミスパンテール(前走ヴィクトリアマイル5着)の1頭

前走5番人気はなし。

次に前走での1着との着差(1着馬も含む)を見てみますと、連対馬で1秒以上あった馬は、
99年1着エリモエクセル(1.2秒差(札幌記念4番人気6着))
05年2着マイネサマンサ(1.0秒差(関屋記念5番人気9着))
12年1着マイネイサベル(1.4秒差(新潟記念9番人気17着))
13年1着ホエールキャプチャ(5.4秒差(札幌記念9番人気14着))
の4頭で、あとの38頭はすべて1秒未満(1着馬も含む)でした。

3着馬で前走着差1秒未満だったのは、20頭中16頭でした。
今回の出走馬11頭では、前走の1着との着差が1秒未満(1着馬も含む)の馬は、カワキタエンカ(1.2秒差(ヴィクトリアマイル10番人気14着)以外の馬となっています。

同じくこの1着との着差を前々走で見てみますと、1秒以上あった馬は、
03年2着ローズバド(1.0秒差(関屋記念5番人気9着))
10年2着セラフィックロンプ(1.3秒差(オープン特別5着)
15年1着ノボリディアーナ(1.1秒(小倉記念11着))
15年2着スマートレイアー(1.1秒(ヴィクトリアマイル10着))
16年1着のクイーンズリング(1.0秒差(ヴィクトリアマイル8着))
の5頭のみで、あとの35頭はすべて1秒未満でした。
3着馬では21頭中14頭の前々走が1秒未満となっていました。
今回の出走馬11頭では、すべて前々走勝ち馬から1秒未満(自身が勝ち馬になった場合も含む)となっています。


毛色は、1着馬では鹿毛が7頭で、黒鹿毛が4頭、青鹿毛、栗毛が各3頭、芦毛、栃栗毛が各2頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が12頭と圧倒的で、栗毛、芦毛、青毛が各2頭、栃栗毛、青鹿毛、黒鹿毛が各1頭となっています。
3着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が6頭、黒鹿毛と芦毛が各2頭、青毛と青鹿毛が各1頭となっていました。


年齢は、1着馬では4歳が14頭と最も多く、残り7頭は5歳となっていました。
2着馬では同じく、4歳が10頭、5歳が9頭とこの二つの年齢が突出していて、あと6歳、7歳が各1頭となっています。
3着馬ではこちらも4歳が11頭と最も多く、あと5歳が5頭、6歳が3頭、3歳が2頭となっていました。


枠の出目では、連対馬は、一番多かったのは8枠の10頭、続いて7枠が7頭、1枠と2枠と4枠と5枠が各5頭、 そして6枠が3頭、3枠が2頭と続いています。
3着馬は、6枠の5頭が一番多く、続いて1枠と3枠と5枠と8枠の各3頭、2枠の2頭、そして、4枠、7枠の各1頭となっています。
また、21年中13年で、3着以上に「1枠」か「2枠」が絡んでいました。(そのうち1年は両方)


以上ですが、今年もまずは人気とオッズが出てからの検討となりますね。
その人気が5番人気以内で連対馬が決まったのは21年中15年ですから、まずは5番人気以内で決まるか決まらないかの二者択一から検討を始めようと思います。

あと、毛色などの上記のデータも絡めながらいろいろと検討して、結論を出していこうと思っています。

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