SSブログ

第40回 新潟大賞典のデータ [競馬データ]

新潟競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の16年、連対馬32頭、3着馬16頭からです。


まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
ところが10年は、「56kg」-「56kg」-「56kg」と初めてこのデータを裏切る結果となってしまいました。
しかし、11年は「56kg」-「54kg」-「56kg」と再び絡みました。
しかしながら、12年は10年と同じ、「56kg」-「56kg」-「56kg」とデータははずれました。
その翌年13年は、「55g」-「56kg」-「56kg」、14年は、「56g」-「55kg」-「56.5kg」と2年連続、55kgの馬が絡みました。
しかし15年は、「57kg」-「57kg」-「56kg」、16年は、「57kg」-「57.5kg」-「56.5kg」とまた2年連続絡まない年となりました。
昨年17年は、「55kg-57kg-55kg」と再び55kgの馬が絡みました。

結局02年以降の16年中、10年、12年、15年、16年の4年、「54kg」あるいは「55kg」の馬が絡まず、残り12年で絡んだということになりました。
確率的には絡む方が高いですが、ここはやっぱりこの二者択一は悩むところですね。

一応、昨年までも触れましたが、面白いデータとして、その54kgか55kgが上位3頭の中に入った計12年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありません。(54kgは4年、55kgは8年)
また詭弁かも知れませんが、10年、12年、15年、16年に56kg以上の重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていなかったことになります。
今年も同じ傾向が続くと仮定するならば、まず重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るというそれぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
それから、参考として、重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着、3着馬では、1着、6着、1着と、16頭中14頭は掲示板に載っていました。
今回、54kg、55kgを背負った出走馬で前走掲示板に載っていたのは、カレンラストショー、ナイトオブナイツ(以上54kg)、ハクサンルドルフ、マイスタイル(以上55kg)となっています。

あと、02年から昨年17年まで、通して毎年必ず3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kg以上で占められた10年、12年、15年、16年も含まれるということになります。
もし、昨年までの56kg以上が少なくとも1頭が3着以内のデータが今年も続くのであれば、重量56kg以上の5頭の中から少なくとも1頭、もしくは2頭、3頭入ることになりますがさてどうでしょうか。

その中で、特に重量「56kg」の馬にも着目しなくてはなりません。

02年以降、03年、05年、07年、16年、17年を除く11年で少なくとも1頭3着以内に絡んでいました。(ただし03年は56kgの出走馬自体がありませんでした)
特に、10年、12年は3頭とも占めていました。
全体的に、02年以降3着以内の48頭では、30頭が重量56kg以上の馬でした。
参考としてその56kg以上の前走の着順を見てみますと、連対馬(18頭)では順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、2着、8着、7着、4着、11着となっていました。
3着馬(11頭)では、11着、10着、1着、6着、1着、1着、10着、2着、1着、2着、1着となっていました。
その29頭のうち18頭が56kgの馬でしたが、その前走の着順は、1着が5頭、2着が6頭、3着が1頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、10着(大阪杯)が1頭、11着(大阪杯)が1頭となっています。

その18頭の当日の人気は、1番人気はなし、2番人気4頭、3番人気4頭、4番人気3頭、5番人気2頭と5番人気以上は13頭占めていました。あと、6番人気2頭、9番人気1頭、11番人気2頭となっていました。
あと残りの
56.5kg以上の3着以内の12頭では、前走1着が2頭、2着、4着、5着、6着、7着、8着、9着、10着が各1頭、11着が2頭となっていました。
その当日の人気は、1番人気が3頭、2番人気、3番人気、4番人気、5番人気、8番人気、10馬人気が各1頭、11番人気2頭、13番人気が1頭となっています。

あと残り軽ハンデ重量の2頭は、52kg(05年14番人気3着)、51kg(06年15番人気3着)となっています。



また、1番人気の馬ですが、02年以降16頭中、1着が3頭、2着が2頭と5連対、3着が1頭とそれほど戦績はよくありません。
その
連対馬5頭のハンデ重量ですが、55kgが3頭、56kgが1頭、57.5kgが1頭、また3着馬1頭は56.5kgとなっています。


次に血統ですが、連対馬32頭中14頭、3着馬16頭中5頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして14年、15年、17年には1頭も入らないなど、陰りを見せています。
あとのノーザンダンサー系絡み以外の連対馬残り18頭ですが、そのうち17頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その17頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が頭、リボー系、サーゲイロード系、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)、ヒムヤー系が各1頭となっていました。
残る1頭の父は、ミスタープロスペクター系のキングカメハメハで、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系)となっていました。
また3着馬では、全体的に16頭で見てみますと、そのうち10頭(07年から15年と17年)は父、あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系が絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)となっていました
(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)


それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、前走1着だった馬と15年2着馬のナカヤマナイト(着差1.5秒)、16年1着馬のパッションダンス(着差6.9秒(ただしダートのG1フェブラリーS、直近の芝のレースでは0.4秒)、17年2着馬マイネルフロスト(着差2.5秒)を除いてすべて「1秒以下」となっていました。
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差、15年2着馬ナカヤマナイトの中山金杯での1.1秒差、16年1着馬のパッションダンスの地方交流試合の川崎記念(ダート戦)での6.8秒差、17年2着馬マイネルフロストの中山金杯での1.3秒差を除いて前々走1着馬以外すべて1秒以下の着差となっていました。
3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザの3頭を除いて、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガののべ5頭を除いて、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。


あと毛色では、連対馬は、鹿毛が14頭、栗毛が8頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛が2頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が9頭、黒鹿毛が3頭、栗毛、青鹿毛が各2頭となっています。


さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の約7千5百円、17年の約8万9千円の5年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年、15年、16年の計8年の3連単の配当は、10万以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
しかしながら、ここ8年を見てみますと、12年、15年、16年を除く5年の3連単の配当は10万円を超えていませんので、荒れるか荒れないかの判断は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、54kgあるいは55kgの馬の取捨選択、また56kg以上の出走馬からの選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。

タグ:新潟大賞典
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント