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第35回 フェブラリーステークスのデータ [競馬データ]

G1になった97年以降、03年の中山競馬場開催を除く20年、連対馬40頭、3着馬20
頭からです。



まず、当日の人気からですが、98年の「6番人気と8番人気」、09年の「6番人気と3番人気」、12年の「7番人気と4番人気」、そして13年の「3番人気と9番人気」の組み合わせで決まった4年以外は、1番人気か2番人気のどちらかもしくは両方(06年と16年)が絡んでいました。
そのうち1番人気は、20年中10年で連に絡み、その単勝オッズは最低で1.3倍、最高で3.5倍でした。
ちなみに、1番人気で連をはずした10頭の単勝オッズですが、最低で1.5倍(12年7着のトランセンド)、最高で5.1倍となっていました。

それから当日の単勝オッズですが、40頭中26頭が一桁台となっていました。
残りの二桁台の14頭は、9頭が10倍台で、あと5頭は20.6倍(09年1着のサクセスブロッケン)、21.5倍(98年2着のメイショウモトナリ)、24.3倍(12年1着のテスタマッタ)、26.3倍(13年2着のエスポワールシチー)、272.1倍(14年1着のコパノリッキー)となっています。

3着馬では、1番人気が3頭、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭と、以上上位人気は20頭中12頭となっていました。
その12頭の単勝オッズは一桁台でした。
残り8頭ですが、人気は6番人気が1頭、7番人気が3頭、9番人気が2頭、10番人気、11番人気が各1頭となっていて、その7頭とも単勝オッズは二桁台で、最低が10.2倍、最高が45.1倍となっていました。


次に血統ですが、連対馬の父では、ヘイルトゥリーズン系が13頭と最も多く連対していました。
そのヘイルトゥリーズン系の内訳は、ゴールドアリュールがのべ6頭、ブライアンズタイムが2頭、あとサンデーサイレンス、タイキシャトル、フジキセキ、シンボリクリスエス、マンハッタンカフェが各1頭となっていました。
続いて、僅差でノーザンダンサー系が11頭連対と続いています。
そのノーザンダンサー系の内訳は、トップサイダー系延べ4頭、ストームバード系も延べ4頭、ニジンスキー系3頭となっていました。
続いてミスタープロスペクター系が7頭、ナスルーラ系が5頭(いずれもボールドルーラ系)、トゥルビョン系、アクアク系、リボー系、アイスカペード系(ワイルドラッシュ)が各1頭となっていました。

3着馬の父の血統では、ミスタープロスペクター系が9頭と最も多く、続いてヘイルトゥリーズン系が5頭(ブライアンズタイムが2頭、サンデーサイレンス、フジキセキ、シンボリクリスエスが各1頭)、あとノーザンダンサー系(ストームバード系)が述べ2頭、テディ系、エルバジェ系、アクアク系、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)が各1頭となっていました。

BMS(母の父)では、ナスルーラ系の馬が40頭中11頭連対していました。
特に最初の7年は片方か両方で絡んでいました。
その後6年の連対馬では1頭も絡んでいませんでしたが、11年に1着で7年ぶりに連に絡みました。(3着馬では07年に来ています)
その後半の13年の連対馬26頭のBMSを見てみますと、ヘイルトゥリーズン系とミスタープロスペクター系が各8頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系が3頭、アクアク系がのべ2頭となっています。

3着馬のBMSですが、ノーザンダンサー系が7頭、あと、ナスルーラ系、サンデーサイレンス、リボー系、ミスタープロスペクター系が各3頭、アリダー系が1頭となっていました。


年齢は、1着馬では5歳馬が10頭と最も多く、続いて4歳馬が7頭、6歳馬が3頭となっていました。
2着馬では4歳馬が9頭と最も多く、続いて7歳馬が4頭、5歳馬が3頭、6歳馬と8歳馬が各2頭となっています。
3着馬では5歳馬と6歳馬が各7頭と最も多く、7歳馬が4頭、4歳馬が2頭となっていました。


毛色は、1着馬では栗毛が8頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が11頭と最も多く、続いて栗毛が6頭、黒鹿毛と芦毛と栃栗毛が各1頭となっています。
3着馬では栗毛が7頭、鹿毛が6頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が3頭となっています。


次に臨戦過程ですが、前走の人気では、まず連対馬では1番人気が16頭、2番人気が5頭、3番人気が12頭、4番人気が5頭と、40頭中38頭が着順とは関係なく、1番人気から4番人気の上位人気でした。
それ以下の人気の2頭は、前走根岸S8番人気1着、前走同じく根岸S5番人気3着となっていました。
またその2頭の前々走の着順は、それぞれ準オープン7番人気1着、東京大賞典4番人気3着となっていました。

3着馬の前走の人気では、1番人気が7頭、2番人気が2頭、3番人気が3頭と、4番人気2頭と、1番人気から4番人気までの上位人気が計14頭で、連対馬に比べて少なくなっています。
残り6頭ですが、5番人気2着、6番人気5着(東京大賞典)、8番人気2着、11番人気1着、5番人気3着(東京大賞典)、9番人気11着(チャンピオンズC)と、2頭を除くといずれも連対していました。

続けて連対馬の前々走の人気も挙げておきますと、連対馬では1番人気が12頭、2番人気は15頭、3番人気が5頭、4番人気が5頭と、40頭中37頭が1番人気から4番人気でした。
あと残り3頭ですが、7番人気1着(準オープン)と10番人気7着(ジャパンカップダート)、11番人気5着(ジャパンカップダート)となっています。

それから3着馬の前々走の人気ですが、20頭中13頭が1番人気から4番人気でした。
あと残りの7頭はここ06年から08年までと11年、12年、そして15年の3着馬で、それぞれ8番人気8着(ジャパンカップダート)、8番人気5着(ジャパンカップダート)、12番人気14着(芝の京都金杯)、10番人気4着(ジャパンカップダート)、5番人気2着(ジャパンカップダート)、5番人気5着(JBクラシック)、11番人気4着(チャンピオンズカップ)となっていました。

ちなみに、今回の登録馬24頭で前走も前々走も1番人気から4番人気の上位人気だった馬は、アウォーディー、ケイティブレーブ、サウンドトゥルー、サンライズノヴァ、テイエムジンソク、レッツゴードンキの6頭となっています。
それから、前々走5番人気以下の人気薄でチャンピオンズC(昨年までのジャパンカップダート)で7着以上だったのは、カフジテイクの1頭となっています。

それから、前走5番人気以下で根岸Sを走って3着以内だったのは、ノンコノユメ(6番人気1着)の1頭となっています。

こう見ますと、今年も、過去の臨戦過程からのデータからでも、出走馬のほとんどが連対あるいは3着になる可能性があることがわかります。


次に、前走のレース別で見てみます。
まず連対馬ですが、前走で多く連対馬を出したレースは地方のG1レース東京大賞典の7頭となっています。
その人気は1番人気、2番人気、3番人気が各2頭、4番人気が1頭となっていました。
今回、前走東京大賞典で4番人気以上の上位人気だった出走馬は、4番人気(7着)のインカンテションの1頭となっています。

続いて前走で多かったのは平安Sと地方の川崎記念の各6頭で、平安Sの前走の着順は、6頭とも掲示板に載っていて、その人気は1番人気1頭、3番人気5頭となっていました。
しかしながら、一昨年から平安Sは1月から施行が変わって5月に変更になりましたので、今回も前走平安Sの馬の出走馬はいません。
それから前走川崎記念の連対馬6頭ですが、そのうち2頭は同一馬(シーキングザダイヤ)で2回とも2着でした。
そしてその前々走は2回とも地方交流重賞で連対していました。
あと4頭のうち1頭は、09年の勝ち馬サクセスブロッケンで前走2番人気3着、前々走は3番人気3着でした。
もう1頭は、10年2着のテスタマッタで、前走は4番人気3着、前々走は3番人気3着となっていました。
もう1頭は、11年2着のフリオーソで、前走は1番人気1着、前々走は2番人気2着となっていました。
そしてもう1頭は、昨年14年2着のホッコータルマエで、前走も前々走も1番人気1着でした。
今回の登録馬で前走川崎記念の馬は、1番人気1着だったケイティブレーブ(前々走東京大賞典1番人気3着)、2番人気5着だったサウンドトゥルー(前々走東京大賞典2番人気2着)、3番人気3着だったアウォーディー(前々走チャンピオンズC4番人気5着)、5番人気7着だったメイショウスミトモの4頭となっています。
過去のデータから見れば、ケイティブレイブは十分圏内に入っています。

次に前走のレースで多かったのは、G1のジャパンカップダートでした。
その前走も前々走も連対していました。
ただし、一昨年からジャパンカップダートはなくなって、代わって競馬場も施行も変わったチャンピオンズCとして生まれ変わっています。
そのチャンピオンズCからは、16年にノンコノユメが3番人気2着からこのフェブラリーで1番人気2着と連対、17年にゴールドドリームが2番人気11着からこのレース2番人気1着と巻き返して勝っています。
両馬とも前々走は武蔵野Sで、それぞれ1着、2着と連対していました。
今回の登録馬では、前走チャンピオンズCで8番人気1着(前々走マイルCS南部杯2番人気5着)だったゴールドドリーム1頭が出走してきています。


続いて前走根岸Sが6頭いました。
その内訳は、そのうち1着が4頭、2着、3着が各1頭でした。
またその前々走ですが、2着、3着が各3頭となっていました。
今回7頭の前走根岸Sだった馬が登録していますが、その中では、1番人気2着だったサンライズノヴァ(前々走2番人気2着)の1頭が該当します。
続いて前走芝のレースだった連対馬が2頭いました。
まず1頭は、98年6番人気で1着となったグルメフロンティアで、前走は中山金杯1番人気1着、前走も愛知杯2番人気2着と好走していました。
それまでのダート経験は、7戦して3勝2着1回と条件戦ではありましたけれど、そこそこ好走していました。
あともう一頭は、02年1番人気で1着となったアグネスデジタルで、前走は海外重賞の香港C(2000m芝)で1着、前々走も天皇賞(秋)で1着となっていました。
それまでのダート経験も、12戦して7勝2着3回3着1回と素晴らしい戦績を収めていました。
今回の登録馬では、前走シルクロードS8番人気15着だったニシケンモノノフ、前走海外の香港スプリント3番人気6着だったレッツゴードンキの2頭が前走芝のレースとして登録しています
ニシケンモノノフは、昨年のこのレース5着、レツゴードンキはダート戦1戦2着1回(川崎レディースクラシック)の実績があります。

それから、前走東海Sだった馬が同じく2頭いました。
いずれも15年の連対馬で、その前走東海Sでの人気着順は、1番人気1着、3番人気3着となっていました。
今回の登録馬では、前走東海Sは4頭の登録があり、そのうち1番人気テイエムジンソク、13番人気2着のコスモカナディアン、6番人気3着のモルトベーネの上位3頭が登録しています。
あと残り2頭は、まず前走ガーネットSの1頭で、こちらも前走1着、前々走も1着でした。

しかし、今回はこれに該当する馬の出走はありません。
もう1頭は、一昨年16番人気と最低人気で勝ったコパノリッキーで、前走は中山のオープン特別で、3番人気9着、前々走は東京のオープン特別で1番人気10着となっていました。


あと、ジャパンCダートとの相関関係はどうなっているのかを挙げておきたいと思います。
フェブラリーSの連対馬で、その前年の秋にジャパンCダートを走っていたのは19頭でした。
その19頭のジャパンCダートでの成績は、順に4番人気1着、1番人気1着、1番人気2着、2番人気7着、1番人気1着、11番人気2着、3番人気5着、2番人気9着、1番人気1着、10番人気7着、1番人気1着、2番人気8着、3番人気6着、1番人気1着、1番人気1着、7番人気12着、11番人気5着、2番人気10着、1番人気3着となっていました。
よく見てみますと、11番人気2着、10番人気7着、7番人気12着、11番人気5着の4頭を除く15頭の人気は4番人気以上の上位人気となっています。
また、上述したとおり、ジャパンCダートに代わったチャンピオンズCで15年、3番人気2着だったノンコノユメが2着、16年、2番人気11着だったゴールドドリームが1着と2頭連対しています。
こう見ますと、チャンピオンズCもジャパンCダートを引き継いでいるように見えます。
今回の登録馬で、前年にジャパンCダートに代わるチャンピオンズCを走っていたのは、8番人気1着のゴールドドリーム、1番人気2着のテイエムジンソク、3番人気4着のケイティドリーム、4番人気5着のアウォーディー、5番人気7着のカフジテイク、11番人気8着のキングズガード、6番人気9着のノンコノユメ、2番人気11着のサウンドトゥルー、13番人気13着のモルトベーネ、15番人気14着のメイショウスミトモ、7番人気15着のロンドンタウンとなっています。

次に3着馬の前走のレースも見ていきますと、地方交流重賞が8頭(1着、3着、5着、1着、1着、3着、2着、2着)と最も多く、続いて根岸Sが5頭(そのうち4頭が連対し、あと1頭は2番人気11着)、それから、ジャパンカップダート(3番人気1着)、シリウスS(8番人気2着)、平安S(4番人気1着)、銀嶺S(1番人気1着)、芝の阪神牝馬S(3番人気1着)、チャンピオンズC(9番人気11着)、東海S(4番人気1着)が各1頭となっています。
ちなみにこの前走阪神牝馬Sだったのは、01年4番人気3着だったトゥザヴィクトリーで、このフェブラリーSが初ダートでした。


最後に枠番の出目ですが、1着馬では8枠が5頭と最も多く、続いて7枠が4頭、2枠と5枠が各3頭、あと6枠が2頭、1枠3枠4枠が各1頭となっていました。
2着馬では3枠と4枠と5枠と6枠と7枠が各3頭と最も多く、続いて1枠2枠が各2頭、8枠が1頭となっていました。
3着馬では5枠が5頭と最も多く、続いて8枠が4頭、1枠が3頭、2枠と3枠と6枠が各2頭、4枠7枠がそれぞれ1頭となっています。


以上ですが、今年も難解ですね。
ともかく今年も上記のデータを一つ一つ検証しながら、まずは本命馬を決めていこうと思っています。


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