第２３回 シルクロードステークスのデータ

４月から２月に施行が変わった００年以降１８年間、連対馬３６頭、３着馬１８頭からです。
施行は、００年０１年が別定、０２年以降はハンデ戦で行われています。
また、１１年からはそれまでより１週施行が早くなりました。


まず、毎年取り上げていますが、枠順の出目で「４枠、５枠、６枠」の中枠が目立って連対しています。
連対馬３６頭中１８頭が連対していました。
特に０８年、１３年、１４年、１５年を除く１４年でこの中枠が連対していました。
（０８年では５枠の６着、１３年では４枠の３着、１４年では５枠の４着、１５年では４枠の４着がそれぞれ中枠での最高位）
その中でも０３年から０７年までの５年連続「６枠」が絡んでいました。

また３着馬まで含めますと、中枠は５４頭中２８頭絡んでいます。

その４枠から６枠の中の連対馬１８頭の前走の人気を見てみますと、７番人気以上の上位人気となっていました。
ちなみに、１月に行われる同じ施行のオープン特別淀短距離Ｓでは、３６頭中１８頭がその中枠となっています。


次に年齢ですが、連対馬では５歳馬が１３頭と最も多く、続いて６歳馬が１２頭、４歳馬が６頭、７歳馬が４頭、９歳馬が１頭となっていました。
３着馬では同じく５歳馬が８頭と最も多く、続いて６歳馬が４頭、４歳馬が３頭、８歳馬が２頭、７歳馬が１頭となっていました。
今年は登録の段階で２２頭中８頭の５歳馬が登録しています。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が１５頭、栗毛が１１頭、黒鹿毛が５頭、青鹿と芦毛が各２頭、青毛が１頭となっていました。
３着馬では鹿毛が９頭と最も多く、あと黒鹿毛が４頭、芦毛と栗毛が各２頭、青鹿毛が１頭となっています。


父の血統では、連対馬ではミスタープロスペクター系が１２頭、サンデーサイレンス系が１０頭、ノーザンダンサー系が５頭、プリンスリーギフト系が４頭、続いてアリダー系、ボールドルーラ系、アクアク系、サーゲイロード系、その他のヘイルトゥリーズン系（ロージズインメイ）が各１頭となっていました。
３着馬ではノーザンダンサー系が７頭、マンノウオー系が延べ４頭、ミスタープロスペクター系が３頭、サンデーサイレンス系が２頭、続いてテディ系、ナスルーラ系が１頭となっています。


また、連対馬の東西の内訳ですが、西が２５頭、東が１１頭となっていました。
３着馬では西は１０頭、東が８頭と、ほぼ互角となっています。
過去１８年で関東馬が３着以内に入らなかったのは、０２年、０８年、１２年、１３年、１４年、１６年の６年となっています。
ここ６年中４年入っていませんが、関東馬には要注意ですね。
ちなみに今回の登録馬２２頭中関東馬は８頭登録しています。


次に臨戦過程ですが、連対馬では前走が京都の芝のレースだったのが１８頭、そのうち１３頭は淀短距離Ｓでした。
あと、前走が中京のＣＢＣ賞だったのが４頭、前々走でＣＢＣ賞を使われた馬を含めると７頭にもなります。
しかし、０６年からこのＣＢＣ賞は１２月から６月に変更になっておりますのでこれはもう参考にはなりません。
あとの残り１３頭は、、阪神の重賞の阪神Ｃが５頭、中山ダートの重賞ガーネットＳが３頭、Ｇ１のスプリンターズＳ、中京のオープン特別が各２頭、そして、中山芝１２００ｍ芝のオープン特別ラピスラズリＳと準オープン特別も各１頭となっていました。
３着馬では、前走のレースが京都の淀短距離Ｓだったのが６頭、阪神競馬場だったのが３頭、あと、京阪杯が２頭、ＣＢＣ賞、ガーネットＳ、中京のオープン特別、中山のオープン特別、同じく中山の準オープン特別、京都の準オープン特別、小倉の１０００万下特別が各１頭となっています。


人気面では、連対馬では１８年中１１年は１番人気か２番人気の馬が片方かもしくは両方で絡んでいます。
あとの絡まなかった７年では、１番人気が２回３着（その２回とも２番人気は４着）、１回４着になっていますので、基本的には１番人気と２番人気にはとりあえず要注意のようです。
（あと１番人気の残り４頭は０８年の１０着、０９年の１４着、１０年の８着、１７年の１１着となっています）
ただ、３着以内に１番人気と２番人気の両方が入ったのは１７年中４年でしたので、このあたり思案のしどころとなっています。
３着馬では、１番人気が３頭、４番人気も３頭、５番人気も２頭、６番人気が２頭、７番人気が１頭、１０番人気と１１番人気が各２頭、１２番人気、１３番人気、１６番人気が各１頭と、半分が６番人気以下の下位人気となっていました。


以上ですが、今年もとりあえず４枠から６枠までの中枠の検討から始めようと思っています。
あとは、人気薄馬の選択も考えながら、上記のデータを参考にして絞っていきたいと思います。

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