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第35回 東海ステークスのデータ その2 [競馬データ]

枠番の組み合わせを見ていきますと、順に1着、2着、3着では、

(準オープン特別)
12年
白川郷特別 4枠-8枠-2枠
13年
白川郷特別 8枠-1枠-7枠
14年
白川郷特別 6枠-2枠-5枠
15年
白川郷特別 1枠-6枠-4枠
16年
白川郷特別 4枠-7枠-8枠
17年

名古屋城S 5枠-1枠-3枠
白川郷特別 6枠-2枠-1枠


(オープン特別)

12年
ジュライS 4枠-3枠-8枠
13年
ジュライS 3枠-4枠-7枠
14年
ジュライS 8枠-6枠-3枠
15年
ジュライS 6枠-7枠-4枠
16年
ジュライS 6枠-7枠-2枠
17年

名鉄杯   2枠-5枠-2枠

(G1)
14年
チャンピオンズC 4枠-2枠-6枠
15年
チャンピオンズC 2枠-1枠-1枠
16年
チャンピオンズC 5枠-2枠-3枠
17年

チャンピオンズC 5枠-7枠-1枠

以上を見てみますと、17レース中、外枠の「7枠」か「8枠」のどちらかかまたは両方が3着以内に絡んでいたのは、9レースありました。
残り8レース中4レースは、近い6枠が代わりに絡んでいました。
また、17レース中16レースで「1枠」「2枠」「3枠」の内枠から1頭(11レース)ないし2頭(4レース)、3頭(1レース)、それぞれ3着以内に絡んでいました。

過去5年の東海ステークスでは、
13年 8枠-5枠-3枠
14年 7枠-6枠-2枠
15年 4枠-8枠-3枠
16年 5枠-7枠-5枠
17年 4枠-2枠-7枠

となっていました。
この5年を見る限りでは、外枠に関しては上記の参考17レースにほぼ準じていることがよくわかります。
内枠に関しては、5レース中4レースで内枠は1頭ずつ絡んでいました。(2枠、3枠各2年)



続いて、父の血統を順に挙げていきますと、
(準オープン特別)
12年
白川郷特別  「サンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)-ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)-ヘイルトゥリーズン系(ブライアンズタイム)」
13年
白川郷特別  「ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-ナスルーラ系(グレイソブリン系)-アリダー系(カコイシーズ)」
14年
白川郷特別  「ナスルーラ系(ボールドルーラ系)-サンデーサイレンス系(アグネスタキオン)-サンデーサイレンス系(アグネスフライト)」
15年
白川郷特別  「サンデーサイレンス系(ハーツクライ)-ミスタープロスペクター系(ウォーエンブレム)-サンデーサイレンス系(ゴールドアリュール)」
16年
白川郷特別  「サンデーサイレンス系(ネオユニヴァース)-ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)-ノーザンダンサー系(ヌレイエフ系)」
17年

名古屋城S  「ミスタープロスペクター系(サウスヴィグラス)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-サンデーサイレンス系(スズカマンボ)」
白川郷特別  「サンデーサイレンス系(ゼンノロブロイ)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-サンデーサイレンス系(ゴールドアリュール)」

(オープン特別)

12年
ジュライS  「サンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-サンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)」
13年
ジュライS 「ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-サンデーサイレンス系(ネオユニヴァース)-ミスタープロスペクター系(ソングオブウインド)」
14年
ジュライS 「サンデーサイレンス系(ネオユニヴァース)-サンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ)-ナスルーラ系(ボールドルーラ系)」
15年
ジュライS 「ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)-サンデーサイレンス系(ハーツクライ)-サンデーサイレンス系(ハーツクライ)」
16年
ジュライS 「ミスタープロスペクター系(ローマンルーラー)-サンデーサイレンス系(ゴールドアリュール)-ヘイルトゥリーズン系(ロージズインメイ)」
17年

名鉄杯   「ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-ミスタープロスペクター系(アグネスデジタル)」

(G1)
チャンピオンズC
14年
「ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-サンデーサイレンス系(ゼンノロブロイ)-サンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)」
15年
「サンデーサイレンス系(スズカマンボ)-ミスタープロスペクター系(トワイニング)-ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)」
16年
「ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)-ナスルーラ系(グレイソブリン系)-ミスタープロスペクター系(アグネスデジタル)」
17年

「サンデーサイレンス系(ゴールドアリュール)-ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)-サンデーサイレンス系(ゴールドアリュール)」

以上をまとめますと、3着以内計51頭では、ヘイルトゥリーズン系が24頭(サンデーサイレンス系が22頭、ブライアンズタイム、ロージズインメイが各1頭)、ミスタープロスペクター系が14頭(キングカメハメハが7頭、ソングオブウインド、ウォーエンブレム、トワイニング、ローマンルーラ、サウスヴィグラス、アギネスデジタルが各1頭)、ナスルーラ系が4頭(ボールドルーラ系が2頭、グレイソブリン系が2頭)、ノーザンダンサー系も5頭(ヴァイスリージェント系が4頭、ヌレイエフ系が1頭)、アリダー系が各1頭となっています。


過去4年の東海ステークスでは、
13年 「サンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ)-ミスタープロスペクター系(サウスヴィグラス)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)」
14年 「ノーザンダンサー系(リファール系)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-ヘイルトゥリーズン系(ロージズインメイ)」
15年 「サンデーサイレンス系(ゴールドアリュール)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)-ナスルーラ系(ボールドルーラ系)」
16年 「ミスタープロスペクター系(アグネスデジタル)-ミスタープロスペクター系(アグネスデジタル)-ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)」
17年 「サンデーサイレンス系(ネオユニヴァース)-サンデーサイレンス系(ディープスカイ)-ミスタープロスペクター系(プリサイズエンド)」


となっていました。
東海ステークスの方は、キングカメハメハ産駒をはじめとするミスタープロスペクター系が3着以内全15頭中8頭も占めていますので、ミスタープロスペクター系産駒の出走馬には要注意です。


年齢ですが、順に挙げていきます。

(準オープン特別)
12年
白川郷特別(3歳上) 5歳-5歳-5歳

13年
白川郷特別(3歳上) 5歳-5歳-6歳
14年
白川郷特別(3歳上) 4歳-5歳-5歳
15年
白川郷特別(3歳上) 4歳-5歳-4歳
16年
白川郷特別(3歳上) 5歳-4歳-6歳
17年

名古屋城S(4歳上)  5歳-5歳-8歳
白川郷特別(3歳上) 5歳-5歳-5歳

(オープン特別)
12年
ジュライS(3歳上) 4歳-5歳-5歳
13年
ジュライS(3歳上) 7歳-6歳-5歳
14年
ジュライS(3歳上) 5歳-5歳-4歳
15年
ジュライS(3歳上) 5歳-6歳-5歳
16年
ジュライS(3歳上) 5歳-6歳-7歳
17年
名鉄杯(3歳上)   5歳-5歳-5歳

(G1)
チャンピオンズC(3歳上)
14年
5歳-5歳-6歳
15年
6歳-3歳-5歳
16年
6歳-6歳-5歳
17年

4歳-5歳-7歳

となっていました。
まとめますと(51頭(3着以上計48頭、4歳以上3頭))、5歳が30頭と圧倒的に多く、6歳が9頭、4歳が7頭、7歳が3頭、3歳と8歳が各1頭となっています。

過去5年の東海ステークス(4歳上)では、
13年 5歳-7歳-4歳
14年 7歳-7歳-5歳
15年 5歳-8歳-5歳
16年 5歳-5歳-5歳
17年 4歳-5歳-6歳


となっていました。
東海ステークスは4歳上、上記の参考レース17レース中16レースは3歳上ということで比較するのはどうかなとは思いましたが、結果的に、17レース中チャンピオンズCを除く13レースでは3歳馬の出走はないので、十分参考になるかと思います。
ちなみに、チャンピオンズCの4レースでは、3歳馬は計6頭の出走で、7着、2着、12着、9着、12着、12着となっていました。
東海ステークスは、5年連続で5歳馬が1頭、2頭、3頭と入っていますので、とりあえずは5歳馬の検討から始めなくてはならないようです。
それから、特にそれ以上に7歳馬や8歳馬の高齢馬が目立っていますので、合わせて高齢馬の検討も必要かと思います。(3着以内に入らなかった16年、17年の4着は両方7歳馬でした)


以上ですが、今年も、上記のデータを丁寧にひも解きながら検討していきたいと思います。


さて、この東海ステークスですが、2月に行われるG1のフェブラリーSの前哨戦として位置づけられたレースとしてリスタートいたしましたけれど、実際本番のフェブラリーSではどうだったのでしょう。
13年では、東海S1着となったグレープブランデーは、続くフェブラリーSでは3番人気で見事1着となりました。
2着のナムラタイタンは、東海ステークスと同じ8番人気と人気薄となりましたが、フェブラリーSでは9着という結果でした。
3着のホッコータルマエは、フェブラリーSの1週間前の佐賀記念に出走し見事圧倒的1番人気に応えて勝利いたしました。
そのまま連闘でフェブラリーSに挑もうとしましたが、疲れが抜けきらないということで回避いたしました。
あと、東海ステークスからフェブラリーSに挑んだのは、11番人気10着のヤマニンキングリー1頭でしたが、フェブラリーSではしんがり負けしています。
結局3頭出走して、1着、9着、16着という結果でした。
同じく14年では、1着となったニホンピロアワーズですが、フェブラリーSでは4番人気8着でした。
2着のグランドシチーは、14番人気11着でした。
3着のマイネルバイカはフェブラリーSに出走しませんでした。
あと、他の馬の出走もありませんでした。
15年を見てみますと、1番人気で1着となったコパノリッキーは、続くフェブラリーSでも1番人気となり見事1着でゴールしました。
前の年に続き連続2着となったグランドシチーは、この年のフェブラリーSには出走しませんでした。
3着のインカンテーションは、フェブラリーSでは5番人気となり、こちらも2着とがんばりました。
あと、他の馬の出走もありませんでした。
16年は、4番人気1着となったアスカノロマンは、続くフェブラリーSでは7番人気3着でした。
2番人気2着となったモンドクラッセは、フェブラリーSでは10番人気8着、1番人気3着だったロワジャルダンはフェブラリーSでは6番人気5着でした。
あと、他の馬では、5番人気6着だったローマンレジェンドは13番人気9着でした。
昨年の17年は、1番人気1着で快勝したグレンツェントは何故かフェブラリーSを回避、人気薄で2着、3着に入った、モルトベーネも回避、メイショウウタゲは除外と結局上位3頭の出走はありませんでした。
4着以下の他の馬では2頭出走して、13着、15着となっていました。

結局、過去5年の東海SからフェブラリーSに出走したのは13頭、そのうち1着が2頭(13年、15年)、2着が1頭(15年)、3着が1頭(16年)、あと、5着、8着(2頭)、9着(2頭)、11着、13着、15着、16着となっていました。
13年と15年でそれぞれ連続で見事1着となったグレープブランデー、コパノリッキー、15年に3着から2着となったインカンテーション、16年に1着から3着となったアスカノロマン以外はもう一つで、この5年間を見る限りでは、前哨戦としてはまだ手探り状態という感じです。
さて今年はどうでしょうか。

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