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第22回 NHKマイルカップのデータ [競馬データ]

4日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


96年の第1回から過去21年間、連対馬42頭、3着馬22頭からです。


まずは過去21年間の出走馬377頭の父の血統からです。(中止、失格も含む)
まず連対馬42頭のうち、一番連対馬を出したのは父がヘイルトゥリーズン系の馬でした。
計114頭が出走し、そのうち17頭が連対、連対率は約0.149と健闘しています。
その連対馬17頭の父の血統の内訳ですが、アグネスタキオン、フジキセキ、マンッハッタンカフェ、タイキシャトル、ディープインパクト、ダイワメジャーが各2頭、リアファン、サンデーサイレンス、シンボリクリスエス、スズカフェニックス、マツリダゴッホが各1頭となっています。
その17頭の前走、前々走の人気ですが、それぞれ1番人気から最低では11番人気となっていて、人気の幅がありました。
それから前走、前々走の着順ですが、13年の1着馬マイネルホウオウ(スズカフェニックス産駒、前走7着、前々走3着)、16年の2着馬ロードクエスト(マツリダゴッホ産駒、前走8着、前々走3着)の2頭を除く15頭は、両方か片方で連対していました。

3着馬では、21頭中8頭がヘイルトゥリーズン系でした。(ブライアンズタイム、タイキシャトル、フジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクト、ダンスインザダーク、ダイワメジャー、ステイゴールド)
その8頭の当日人気はそれぞれ1番人気、3番人気、6番人気、3番人気、4番人気、15番人気、8番人気、12番人気となっていました。
またその前走、前々走の人気はそのうち2頭が共に1番人気、あと残り6頭のぞれぞれの前走、前々走の人気は、「6番人気(皐月賞)、3番人気」、「5番人気(皐月賞)、2番人気」、「4番人気、4番人気」、「2番人気(朝日杯FS)、11番人気」、「1番人気(京成杯)、5番人気(朝日杯FS)」「4番人気、4番人気」となっていました。
その8頭中4頭が前々走で連対していました。

また、その上位3着馬までの詳細ですが、「アグネスタキオン」産駒は6頭の出走で1着2頭、3着が1頭。
「タイキシャトル」産駒は8頭の出走で1着1頭、2着1頭、3着が1頭。
「リアファン」産駒は2頭の出走で2着が1頭。
「サンデーサイレンス」産駒は6頭の出走で、2着が1頭。(あと4着、9着、16着、11着、18着)
「フジキセキ」産駒は10頭の出走で1着1頭、2着1頭、3着1頭、9着1頭、11着1頭。
「マンハッタンカフェ」産駒は4頭の出走で1着1頭、2着1頭となっています。
「ディープインパクト」産駒は8頭の出走で1着1頭、2着1頭、3着1頭となっています。
「ダイワメジャー」産駒は11頭の出走で1着2頭、3着1頭となっています。
「ダンスインザダーク」産駒は3頭の出走で3着1頭となっています。
「スズカフェニックス」産駒は2頭の出走で1着1頭となっています。
「マツリダゴッホ」産駒は4頭の出走で2着1頭となっています。
「ステイゴールド」産駒は4頭の出走で3着1頭となっています。
「シンボリクリスエス」産駒は5頭出走で2着1頭となっています。
「ブライアンズタイム」産駒は7頭出走して3着1頭となっています。

今回の出走馬18頭でヘイルトゥリーズン系は、アウトライアーズ(ヴィクトワールピサ産駒)、オールザゴー(ステイゴールド産駒)、ガンサリュート(ダノンシャンティ産駒)、キョウヘイ(リーチザクラウン産駒)、ジョーストリクトリ(ジョーカプチーノ産駒)、ボンセルヴィーソ(ダイワメジャー産駒)、タイセイスターリー、レッドアンシェル(マンハッタンカフェ産駒)、ディバインコード(マツリダゴッホ産駒)、トラスト(スクリーンヒーロー産駒)、ナイトバナレット(ディープブリランテ産駒)、モンドキャンノ(キンシャサノキセキ産駒)の12頭となっています。
そのうち前走か前々走で連対していたのは、タイセイスターリー、トラスト、ナイトバナレット以外の9頭となっています。

また、父が「ヘイルトゥリーズン」系の連対馬17頭のBMS(母の父)は、06年3番人気1着のロジック(BMSはプリンスリーギフト系)、10年1番人気1着のダノンシャンティ(BMSはナスルーラ系のネヴァーベンド系)、同じく10年5番人気2着のダイワバーバリアン(BMSはミスタープロスペクター系のキングマンボ)、11年2番人気2着のコティリオン(BMSはナスルーラ系のグレイソブリン系)、12年1番人気1着のカレンブラックヒル(BMSはミスタープロスペクター系)、同じく3番人気2着のアルフレード(BMSはサンデーサイレンス)の6頭以外の11頭はノーザンダンサー系となっていました。
このBMSの違いでの特筆すべきデータとして、まずそのBMSがノーザンダンサー系ではなかった6頭の共通点ですが、上記の通り当日5番人気以上の上位人気となっていました。
対してBMSがノーザンダンサー系の連対馬11頭のうち6頭が6番人気以下(6番人気1頭、9番人気が2頭、10番人気が3頭)となっています。
ちなみに、BMSがノーザンダンサー系で5番人気以上だった5頭は、08年1番人気1着だったディープスカイ、09年5番人気2着だったレッドスパーダ、14年1番人気1着だったミッキーアイル、16年1番人気1着だったメジャーエンブレム、16年2番人気2着となったロードクエストとなっています。
3着馬の8頭のBMSですが、ノーザンダンサー系が3頭、ナスルーラ系のグレイソブリン系、リボー系、ミスタープロスペクター系、メドウレイク(プリンスローズ系)、ブライアンズタイムが各1頭となっていました。
そしてその人気は、1番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、6番人気が1頭、8番人気が1頭、12番人気、15番人気が1頭となっていました。
ちなみに、今回のヘイルトゥリーズン系の出走馬でBMSがノーザンダンサー系なのはアウトライーズ、オールザゴー、ガンサリュート、ジョーストリクトリ、タイセイスターリー、レッドアンシェルの6頭となっています。
いずれにせよ、当日人気には注目です。


さて、毎年触れていますが、G1でサンデーサイレンス産駒が優勝していないレースは、07年初めて安田記念で優勝した時点では、このNHKマイルCとジャパンカップダートの2レースのみとなっていました。
しかし、07年からNHKマイルCはその出走がなくなったため、サンデーサイレンス産駒で優勝馬が出ていないG1レースとして永遠に記録に残ることになりました。(同じくジャパンカップダートの方も優勝馬が出ませんでした。)
しかし、サンデーサイレンスの孫が06年、10年、16年で1着から3着までを占めましたし(06年はアグネスタキオン産駒が優勝、フジキセキ産駒が2着3着、10年はフジキセキ産駒が優勝、マンハッタンカフェ産駒が2着、アグネスタキオン産駒が3着、16年はダイワメジャー産駒が1着、マツリダゴッホ産駒が2着、ステイゴールド産駒が3着)、他の年も、08年アグネスタキオン産駒、09年マンハッタンカフェ産駒がそれぞれ優勝、11年では2着、3着にディープインパクト産駒が入っていますし、12年では1着にダイワメジャー産駒、3着にダンスインザダーク産駒、13年では1着にスズカフェニックス産駒、3着にダイワメジャー産駒がそれぞれ入り、14年はディープインパクト産駒が優勝しました。
ということで、そのサンデーサイレンスの仔たちはそのリベンジをすでに果たしていることになったかと思います。
また、安田記念とジャパンCダートでサンデーサイレンスの孫がすでに優勝していますので、06年NHKマイルでも優勝を果したことにより、すべてのG1でサンデーサイレンス系統が優勝を果たしていることになりました。
ただ、一昨年15年は、サンデーサイレンスの仔も含めてヘイルトゥリーズン産駒は7頭出走しましたが、4着、5着、9着、10着、11着、14着、17着という結果で、96年、97年、99年、00年、01年、07年に続いて21年中7年目の3着以内に入らなかった年になりました。

では話を戻しまして、次に多かったのはノーザンダンサー系で13頭連対していました。
その「ノーザンダンサー系」ですが、計88頭出走し連対馬は前述通り13頭ですから、連対率は約0.147となります。
そのノーザンダンサー系の連対馬の中で一番目立っていたのは「ヴァイスリージェント」系でした。


17頭出走してその成績は、1着、2着、2着、6着、18着、6着、1着、7着、2着、14着、14着、12着、中止、2着、14着、18着、1着と、7頭が連対しています。
あとの6頭は、「ストームバード系」が2頭、「ニジンスキー」系、「ダンツィヒ」系、「ヌレイエフ」系、「リファール系」が各1頭ずつとなっていました。
また、その連対したノーザンダンサー系の馬の前走、前々走の人気を見てみますと、07年1着となったピンクカメオの前走桜花賞の8番人気(前々走は3番人気)、同じく2着のローレルゲレイロの前走皐月賞での9番人気(前々走は1番人気)、15年1着となったクラリティスカイの前走皐月賞10番人気5着(前々走は5番人気)の3頭を除き、残り10頭は前走と前々走とも5番人気以上の上位人気となっていました。
また着順ですが、15年1着のクラリティスカイ(前走5着、前々走6着)の1頭以外、前走か前々走の両方かどちらかで4着以上の成績を収めていました。

3着馬では、ノーザンダンサー系は21頭中3頭でした。(ダンツィヒ系、ニジンスキー系、リファール系)
また、その3頭の前走、前々走の人気には共通性はありませんでしたが、どちらかで1着を記録していました。

今回の出走馬で父がノーザンダンサー系なのは、アエロリット(ヴァイスリージェント系)、カラクレナイ、ミスエルテ(サドラーズウェルズ系)、ミスエルテ(サドラーズウェルズ系)の牝馬3頭となっています。
この3頭とも前々走で4着以上の成績を収め、カラクレナイだけ前々走で1着を記録していました。


また、ノーザンダンサー系産駒の当日の人気も見てみますと、連対馬13頭では、そのうち9頭が5番人気以上の上位人気で(1番人気2頭、2番人気1頭、3番人気2頭、4番人気3頭、5番人気1頭)、あと4頭は二桁人気が3頭(13番人気、17番人気、17番人気)、6番人気が1頭となっていて、3着馬3頭では、7番人気、12番人気、18番人気と、ここでも2頭二桁人気が入っていました。

続いて多かったのは、ミスタープロスペクター系の8頭となっています
その連対率は89頭が出走しそのうち8頭連対ですから、約0.089になります。
そのミスタープロスペクター系のうち、一番率が高かったのは「ガルチ」系で、4頭が出走しそのうち2頭が連対していました。
次は「キングマンボ」系で、10頭出走中2頭が1着、2頭が3着となっています。
続いて目立つのが「ファピアノ」系で、5頭が出走し、2着、3着、4着、18着、17着と1頭が連対、1頭が3着となっていました。
ちなみに、連対した父がミスタープロスペクター系8頭のうち、6頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
あと2頭のBMSは、ボールドルーラー系とサンデーサイレンスとなっています。
また、この8頭の前走、前々走は、すべて両方とも4番人気以上の上位人気となっていました。
さらに当日の人気は、5番人気以上の上位人気となっていました。(1番人気3頭、2番人気4頭、5番人気1頭)
そして、さらに着順ですが、少なくとも前走か前々走の両方か片方で連対していました。

それから3着馬も見てみますと、21頭中6頭がこのミスタープロスペクター系でした。
その内訳は、キングマンボ系が2頭、ジェイドロバリー系、ファピアノ系、アルデバランⅡ、アグネスデジタルが各1頭となっています。
またその6頭のBMSですが、15年3着だったミュゼスルタン1頭以外の5頭はいずれもノーザンダンサー系ではありませんでした。
それと前走、前々走の人気はそのうち3頭が両方3番人気以上となっていました。(あと3頭の前走の人気は6番人気と二桁人気が2頭)
さらに当日の人気は、そのうち3頭が二桁人気(13番人気1頭、14番人気2頭)でした。(あと3頭は2番人気、3番人気、4番人気)
それから、ミスタープロスペクター系ではないですが、同じレイズアネイティブ系としてマジェスティックプリンス系1頭が3着に入っています。
ちなみにそのBMSはノーザンダンサー系ではなく、また前走、前々走はそれぞれ3番人気1番人気、当日は5番人気となっていました。
今回の出走馬でミスタープロスペクター系産駒は、タイムトリップ、プラチナヴォイス、リエノテソーロの3頭となっています。
そのうちリエノテソロのみが、前走と前々走の両方で4番人気以上の上位人気となっていて、BMSもノーザンダンサー系となっています。


あと連対馬残り4頭の父ですが、「ナスルーラ」系となっていました。
そのナスルーラ系は69頭が出走し4頭が連対ですから、連対率は約0.057となります。
その内訳は、「ボールドルーラー」系が12頭出走し1着が1頭、「プリンスリーギフト」系が21頭出走し、1着が1頭、2着も1頭(いずれもサクラバクシンオー産駒)、「グレイソブリン」系が11頭出走し1着が1頭(3着が1頭)となっていました。
この連対馬4頭の前走の人気は8番人気以上で、また前々走は5番人気以上となっていました。
その前走のレースはオープン特別か重賞で、11年1着のグランプリボス(前走ニュージーランドT1番人気3着)以外の3頭は連対していました。
そして前々走は4頭とも掲示板に載っていました。

また3着馬で、その父がナスルーラ系の馬は3頭いました。
3着馬のうち2頭は「レッドゴッド」系で、当日はそれぞれ1番人気、6番人気、前走、前々走の人気は連対馬と同じく8番人気以上となっていました。

そして前走は2頭とも連対していました。(前々走は5着、6着)
もう1頭は「グレイソブリン系」で、当日の人気は12番人気、前走の人気は皐月賞11番人気(15着)、前々走の人気は弥生賞3番人気(5着)でした。
しかしながら、今回、ナスルーラ系産駒の出走馬はいません。


それから血統を全体的に見てみますと、毎年取り上げていますが、連対馬42頭中32頭が、父あるいは母の父(BMS)のどちらかが「ノーザンダンサー」系絡みでした。
特に、10年、11年、12年の3年を除いて毎年必ず連対していました。
あとの残りのノーザンダンサー系絡みではない10頭ですが、父もBMSもヘイルトゥリーズン系だった12年の2着馬アルフレード1頭を除いて、父あるいはBMSが「ミスタープロスペクター」系が5頭、同じく父あるいはBMSが「ナスルーラ」系が6頭とどちらかの血統が絡んでいるか、あるいは両方重なっているか、そのどちらかとなっていました。
またその10頭の前走ですが、同じく前走スプリングS2番人気12着だったアルフレードを除いて、1着が4頭、2着が2頭、3着も2頭となっていて、そのレースはG2のニュージーランドTかG1の桜花賞、そして毎日杯のどれかとなっていました。
該当する出走馬は、ニュージーランドT3着のボンセルヴィーソ(父はヘイルトゥリーズン系、BMSはナスルーラ系)の1頭となっています。

対して3着馬では、ノーザンダンサー系絡みは21頭中7頭と連対馬に比べれば少なくなっています。


あとは、いつものデータを挙げていこうと思います。

毛色は、連対馬では鹿毛が22頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっています。


それから、臨戦過程で前走のレース別では、連対馬ではニュージーランドTが15頭と最も多く、続いて毎日杯が7頭、皐月賞が5頭、桜花賞とスプリングSが各4頭、オープン特別が2頭、弥生賞、ファルコンS、アーリントンC、フラワーC、そして500万下条件戦が各1頭ずつとなっていました。
さらに細かく見ていきますと、前走ニュージーランドT以外の27頭は、04年2着のコスモサンンビーム(前走皐月賞4着、前々走スプリングS5着)、15年1着クラリティスカイ(前走皐月賞5着、前々走弥生賞6着)、16年2着のロードクエスト(前走皐月賞8着、前々走スプリングS3着)以外の23頭は前走か前々走のどちらか両方かで連対経験がありました。
特に、前走、ファルコンS、アーリントンC、フラワーC、オープン特別の2頭のうちの1頭、500万下条件戦の5頭は、前走前々走とも1着となっていました。
しかしながら、今回これに該当する出走馬はいません。

3着馬でも、前走のレース別ではニュージーランドTが7頭と最も多く、続いて皐月賞が5頭、オープン特別が4頭(マーガレットS2頭、ベンジャミンS、橘Sが各1頭)、それから、弥生賞、京成杯、フラワーC、スプリングS、500万下条件戦が各1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では7枠が9頭、3枠が7頭、2枠が6頭、1枠、5枠が各5頭、4枠、5枠が各4頭、6枠が2頭となっていました。
3着馬では、5枠、6枠が各4頭、1枠が3頭、2枠3枠4枠7枠8枠が各2頭となっています。


以上ですが、ともかく今年も上記のデータを一つ一つ丁寧に検討しながら結論を出していこうと思います。

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