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第51回 シンザン記念のデータ [競馬データ]

混合戦となった95年以降22年、連対馬44頭、3着馬22頭からです。


まず臨戦過程の前走からですが、前走で重賞を含むオープン戦を経た馬は44頭中23頭いました。
そのうち16頭が前走掲示板に載っていました。
あと前走掲示板に載らなかった残り7頭ですが、それぞれの前走での人気と着順は、99年の2着馬マルシゲファイターの1番人気8着(中京3歳S)、04年の1着馬グレイトジャーニーの2番人気7着(朝日杯FS)、06年の2着馬グロリアスウィークの7番人気12着(ラジオたんぱ杯2歳S)、08年の2着馬ドリームガードナーの11番人気12着(朝日杯FS)、11年2着馬オルフェーヴルの1番人気10着(京王杯2歳S)、13年の1着馬エーシントップの2番人気8着(朝日杯FS)、15年の1着馬グアンチャーレの7番人気7着(東京スポーツ杯2歳S)となっていました。

あと残りの前走が重賞を含むオープン戦を経た馬以外の21頭ですが、連対馬では500万下条件(特別)戦が13頭、未勝利戦が5頭、新馬戦が3頭となっていました。
その21頭ですが、11年、前走500万下条件戦で2番人気1着から降着で10着となったシンザン記念1着のレッドディヴィス、12年、前走500万下特別で8番人気4着だったマイネルアクト、15年、前走500万下特別6番人気5着だったロードフリーチェ、16年、前走500万下特別1番人気4着のロジクライの4頭以外の17頭の前走は連対していました。(前走新馬戦と未勝利戦の馬はすべて1着、500万下条件特別戦は1着が6頭、2着が3頭)

続いて3着馬の前走ですが、まず前走G1の朝日杯FS(朝日杯3歳S)だったのは22頭中5頭いました。
その5頭の人気と着順は、9番人気13着、10番人気15着、9番人気9着、7番人気2着、5番人気11着となっています。
あと前走が、他の重賞及びオープン特別だったのは9頭いました。
そのうち5頭はラジオたんぱ杯2歳SもしくはラジオNIKKEI杯(4着、10着、6着、10着、5着)で、残り4頭はオープン特別(3頭は連対、1頭は3着)でした。
結局、3着馬22頭中14頭の前走が重賞かオープン特別だったことになります。
そして、3着馬の残り8頭ですが、500万下条件戦が6頭(2着、1着、4着、6着、1着、1着)、新馬戦2頭(共に1着)となっていました。
ちなみに昨年の上位3頭の前走は、1着馬が前走500万下特別1番人気4着、2着馬が前走新馬戦2番人気1着、3着馬が前走500万下戦7番人気1着となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬では、サンデーサイレンス系が22頭で、その内訳は、サンデーサイレンスの仔が17頭(アグネスタキオンが3頭、フジキセキ、マンハッタンカフェ、ディープインパクト、スペシャルウイークが各2頭、ダンスインザダーク、ステイゴールド、アドマイヤマックス、ネオユニヴァース、ハーツクライ、ヴィクトワールピサが各1頭)、サンデーサイレンスが5頭となっています。
あと、ブライアンズタイムが2頭、スクリーンヒーローが1頭で、結局ヘイルトゥリーズン系が44頭中計25頭を占めていました。
それから続いて、ノーザンダンサー系が8頭(ダンチヒ系が3頭、リファール系が2頭、トップサイダー系、トライマイベスト系、ストームバード系が各1頭)、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラ系が3頭(グレイソブリン系が2頭、ネヴァーベンド系が1頭)、マンノウオー系、トゥルビョン系が各1頭となっていました。

それから3着馬ですが、ヘイルトゥリーズン系が22頭中9頭と最も多く、そのヘイルトゥリーズン系の9頭の内訳は、サンデーサイレンスの仔が6頭(アグネスタキオン、ゴールドアリュール、ディープインパクト、サムライハート、フジキセキ、ハーツクライ)、サンデーサイレンスが2頭、マヤノトップガンが1頭となっていました。
あと続いて、ノーザンダンサー系が8頭(ノーザンテースト系、ニジンスキー系、サドラーズウエルズ系、ノーザンベイビー系、ヌレイエフ系、ダンチヒ系、リファール系、エルグランセニョール系)、ミスタープロスペクター系が2頭、トゥルビヨン系、マンノウオー系、ミネソタマック系が各1頭となっています。


続いて毛色ですが、1着馬では鹿毛が8頭と最も多く、続いて栗毛と黒鹿毛が各5頭、青鹿毛が2頭、芦毛、青毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が12頭と最も多く、続いて栗毛が6頭、黒鹿毛が3頭、青鹿毛が1頭となっています。
3着馬では鹿毛が8頭と最も多く、続いて黒鹿毛が6頭、栗毛が5頭、芦毛、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。


それから枠番の出目ですが、連対馬では2枠と6枠が共に7頭と最も多く、続いて1枠と4枠と7枠と8枠が各6頭、3枠が5頭、5枠が1頭となっています。

3着馬では、連対馬と同じく6枠が5頭と最も多く、続いて3枠と5枠が各4頭、1枠と2枠と4枠と7枠が各2頭、あと8枠は0となっています。


1番人気ですが、22年中12頭が連対し、その最低単勝オッズは1.4倍(98年2着)、最高オッズは3.5倍(13年1着)となっていました。
あと、1番人気が3着になったのは2回で、その単勝オッズは、1.9倍(95年)、3.4倍(01年)となっていました。
それから、3着以上をはずした1番人気残り8頭ですが、その内訳は、99年8着で単勝オッズは2.2倍、06年4着で2.3倍、09年4着で2.7倍、10年11着で3.3倍、11年5着で2.2倍、12年4着で3.5倍、14年4着で2.9倍、15年14着で3.6倍となっていました。
その3着以上をはずした1番人気の8頭の父の血統ですが、そのうち5頭はサンデーサイレンス系のダンスインザダーク、アグネスタキオン、ディープインパクト(2頭)、ゴールドヘイローで、2頭はミスタープロスペクター系のキングマンボ系統、1頭がノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系統となっていました。
逆に、3着以上に入った1番人気14頭の父の血統ですが、サンデーサイレンス系が7頭(サンデーサイレンスが4頭、フジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクトが各1頭)、ノーザンダンサー系が4頭(ダンチヒ系が2頭、ノーザンテースト、ストームバード系が各1頭)、ミスタープロスペクター系が2頭(シーキングザゴールド、アグネスデジタル)、ブライアンズタイムズが1頭となっています。


そして連対馬の組み合わせですが、5番人気以上の上位人気同士で決まったのが22年中11年でそのうち1番人気が絡んだのが10年と、1番人気が絡めば比較的固く決まるレースとなっています。
そのうち、1番人気と2番人気が両方3着以内に入ったのは5回となっています。
その反面あと残りの11年は、2番人気と9番人気、1番人気と9番人気、14番人気と7番人気、8番人気と6番人気、2番人気と12番人気、4番人気と9番人気、7番人気と3番人気、2番人気と9番人気、1番人気と9番人気、2番人気と9番人気、8番人気と2番人気という組み合わせで決まっており、荒れた決着となっています。
この11年のうち、6年で「9番人気」が絡んでいるのは面白いですね。

ということで、基本的には固いレースなのに時々荒れるというやっかいなレースとなっています。
ただ、5番人気以上の上位人気同士で決まらなかった11レースではそのうち、9レースで3着以内に1番人気か2番人気のどちらかがが入っていましたので、今年もこのデータが継続すると仮定するならば、1番人気と2番人気の両方取るのか、あるいはどちらか一方を取るのか、まずはこの二つのうちのどちらを選ぶかが大きな鍵になるかと思います。


以上ですが、毎年書いていますが、ともかく固く収まるのか荒れるのかの選択予想が難しいレースには違いないですね。
ここ8年の連対馬は、昨年は8番人気と2番人気、一昨年は2番人気と9番人気というちょっと荒れた決着となりましたが、その前の年は1番人気と2番人気という固い決着となっていました。
しかし、さらにその前の年は1番人気と9番人気、その前は2番人気と9番人気と、昨年も含めてここ5年中4年で、2着に9番人気が3回、1着に8番人気が1回入っていて、そこそこ荒れています。
さらにその前の2年間では、連続で1番人気と2番人気が共に3着以内をはずし、そして8年前の09年は、2番人気と11番人気の組み合わせと、荒れていました。
実に、過去8年中09年から12年までの4年連続で3連単の配当は20万台になっています。
しかしながら、その前の2年間(07年、08年)と14年は固く収まっていることから、検討する上でこの流れは大きな悩みとなりそうですね。
ともかく、今年も同じく直感で、今年は1番人気と2番人気が共に3着以内をはずしてかなり荒れるのか、逆に1番人気と2番人気が両方あるいは片方が3着以内に来て比較的平穏またはそこそこ荒れるのか、この「1番人気、2番人気」の難しい取捨選択から始めたいと思います。

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