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第19回 富士ステークスのデータ [競馬データ]

現在の1600mに距離が変更になった00年以降、02年の中山競馬場開催を除く15年、連対30頭、3着馬15頭からです。


まず連対馬の前走ですが、連対馬30頭中、08年の2着馬リザーブカード(5歳、前走京成杯オータムH1番人気6着)、09年の1着馬アブソリュート(5歳、前走安田記念8番人気13着)、同2着馬マルカシェンク(6歳、前走朝日CC8番人気14着)、10年の2着馬ライブコンサート(6歳、前走安田記念18番人気15着)、12年の1着馬クラレント(3歳、前走オープン特別6番人気8着)、13年の2着馬リアルインパクト(5歳、前走ダービー卿CT7番人気12着)、14年の2着馬シャイニープリンス(4歳、前走京成杯オータムH10番人気6着)、15年の1着馬ダノンプラチナ(3歳、前走皐月賞5番人気11着)の8頭を除く22頭は掲示板に載っていました。
つまり、08年、09年、10年の3年連続と12年、13年、14年の3年連続、そして昨年15年の最近8年間のうちこの7年を除いてすべて連対馬2頭とも前走は掲示板に載っていたことになります。
さて今年はどうでしょうか。
ちなみに、今回の登録馬13頭ですが、前走昨年の菊花賞11番人気8着のミュゼエリアン以外の12頭は、すべて前走掲示板に載っています。

3着馬では、連対馬と違って前走掲示板に載っていたのは15頭中7頭で、残り掲示板をはずした6着以下の8頭のうち6頭は3歳馬でした。

残り前走掲示板をはずした3歳馬以外の3着馬2頭は、07年8番人気3着の5歳馬トウショウカレッジ(前走オープン特別3番人気9着)、12年14番人気3着の5歳馬ヒットジャポット(前走オープン特別2番人気6着)となっていました。

全体的に3着馬で3歳馬は計7頭となっていましたが、つまり1頭だけが前走掲示板に載っていたことになります。
その唯一前走掲示板に載っていた1頭の前走ですが、地方のダートの重賞(1番人気2着)で、身近で走った芝のレース(皐月賞)では13番人気6着と掲示板をはずしていました。(逆に、前走掲示板をはずしていた中の1頭に、その前走は地方のダートの重賞を走った3歳馬がいて、同じく身近で走った芝のレース(関屋記念)では3番人気4着と掲示板に載っていました。)
それから、前走掲示板をはずした3歳馬6頭のうち4頭の前走は二桁着順(そのうち2頭の前走は日本ダービーで、それぞれ2番人気12着、6番人気18着)でした。
また、3着馬の3歳馬7頭はそれまで少なくとも1回はG1に出走していました。
ちなみに、今回の登録馬の中で3歳馬は、ストーミーシー、ダンツプリウス、ブラックスピネル、ロードクエストの4頭となっていますが、その4頭のうちブラックスピネルを除く3頭は、いずれもこれまで少なくとも1回はG1を走っていました。


次に連対馬30頭の前走の内訳ですが、重賞が25頭、オープン特別が4頭、1600万下条件特別戦が1頭となっていました。
その中で、前走1600万下条件特別で連対した1頭のその時の人気と着順は1番人気1着となっていました。
ちなみにその馬の前々走は重賞(札幌記念)で6番4着となっていました。
今回の登録馬の中で前走1600万下特別を走った馬は2頭いますが、そのうちブラックムーンの前走が1番人気1着となっています。
前走オープン特別で連対した4頭では、そのレースでの人気着順はそれぞれ、1番人気4着、5番人気1着、1番人気1着、6番人気8着となっていました。
ちなみに今回の登録馬で前走オープン特別を走った馬は3頭いますが、その中で1番人気か1着だった登録馬は、1番人気4着だったブラックムーン1頭となっています。
それから、前走重賞だった25頭中掲示板に載ったのは18頭となりますが、今回の登録馬で前走が重賞を走った8頭のうち前述したミュゼエイリアン以外の7頭はすべて掲示板に載っています。

また、前走重賞で掲示板をはずした連対馬6頭の共通点を探ってみますと、6頭のうち4頭がその年のマイルの重賞で連対していました。
残り2頭のうち1頭は13年2着のリアルインパクトで、過去に安田記念を勝っていました。
もう1頭は14年2着のシャイニープリンスで、その年のオープン特別のマイルで勝っていて、また前年のこの富士Sで3着となっていました。
今回の登録馬で、前走重賞で掲示板をはずしていたミュゼエリアンは、過去にマイルを走った経験はありません。

また、前走掲示板をはずした馬で過去にG1を勝った馬ですが、過去に朝日杯FSで勝ったダノンプラチナの1頭がいます。

3着馬15頭では、前走重賞だったのは8頭で、そのうち6頭は3歳馬でした。
その6頭とも、その年の重賞で3着以内に入っていました。
残り1頭は6歳馬で、前々走はほぼ同じ施行の東京新聞杯で2着となっていました。
あと、前走オープン特別だったのは5頭で、その前走での人気着順は順に3番人気9着、3番人気2着、14番人気1着、2番人気6着、4番人気14着でした。
あと残り2頭の前走は1600万下特別で、人気着順はそれぞれ1番人気1着、2番人気1着、そして前々走はそれぞれ、重賞(朝日杯CC)で2番人気4着、オープン特別2番人気9着でした。

同じく連対馬の前々走を見てみますと、00年1着のダイワカーリアン(函館記念6番人気9着)、05年1着のウインラディウス(関屋記念4番人気11着)、06年1着のキネティクス(京王杯オーラムH13着)、07年1着のマイネルシーガル(NHKマイルC8着)、08年1着のサイレントプライド(東京新聞杯3番人気8着)、09年2着のマルカシェンク(新潟記念10番人気9着)、10年2着のライブコンサート(マイラーズカップ10番人気15着)、11年1着のエイシンアポロン(前の年の天皇賞(秋)7番人気17着)、同2着のアプリコットフィズ(クイーンS8番人気12着)、12年1着のクラレント(日本ダービー14番人気15着)、13年2着リアルインパクト(中山記念7番人気8着)、14年2着シャイニープリンス(関屋記念9番人気13着)の12頭が掲示板をはずしていて、残る18頭が掲示板に載っていました。

その掲示板をはずした12頭の次走(つまり前走)ですが、09年2着のマルカシェンク(前走14着)、10年2着のライブコンサート(前走15着)、12年1着のクラレント(前走8着)、13年2着のリアルインパクト(前走12着)、14年2着のシャイニープリンス(前走6着)を除く7頭が重賞で1着(2頭)、2着(1頭)、3着(3頭)、4着(1頭)と上位着順となっていました。
この中のマルカシェンク、ライブコンサート、リアルインパクト、シャイニープリンスの4頭と11年2着馬アプリコットフィズ(前走も2着)の計5頭を除いた7頭はすべて富士S1着馬となっていますので、1着馬15頭中7頭(前走1着、3着、4着、8着)の前々走は掲示板をはずしていたことになり、また逆に、2着馬は09年、10年、11年、13年、14年を除いた10頭の前々走はすべて掲示板に載っていたことになります。

さらに連対馬30頭中05年2着のタニノマティーニ(前々走オープン特別6番人気4着)、10年1着のダノンヨーヨー(前々走1000万下条件特別1番人気1着)、12年2着のファイナルフォーム(前々走500万下条件戦1番人気1着)、14年1着のステファノス(前々走オープン特別1番人気1着)、15年2着のサトノアラジン(前々走オープン特別1番人気1着)の5頭を除く25頭の前々走は重賞となっていました。
結局、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、1着馬15頭中4頭、2着馬15頭中6頭となっています。
また3着馬15頭では3頭となっていました。(地方の重賞も含む)
今回の登録馬の中で、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、イスラボニータ、ダノンプラチナ、ダンツプリウス、フルーキー、ミュゼエイリアン、ロードクエストの6頭となっています。
そのうち、前々走重賞で掲示板をはずしながら、前走重賞3着以内に巻き返した登録馬ですが、ロードクエスト1頭となっています。

ちなみに3着馬の前々走をまとめて見ますと、15頭中10頭が5着以上の上位着順、残り5頭が6着2頭、9着、15着、15着となっていて、5着以上の10頭の人気は東京新聞杯で7番人気(2着)、ラジオNIKKEI賞で6番人気(5着)だった2頭を除く残り8頭は4番人気以上の上位人気となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が17頭(そのうちサンデーサイレンスが6頭、サンデーサイレンスの仔が9頭)、ノーザンダンサー系が7頭、ミスタープロスペクター系、グレイソブリン系(トニービン系)が各2頭、プリンスリーギフト系(サクラバクシンオー)、マンノウォー系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が7頭(そのうちサンデーサイレンスの仔フジキセキ、マンハッタンカフェ、アグネスタキオンを含むサンデーサイレンス系が6頭)、あとノーザンダンサー系が4頭(ラストタイクーン、チーフベアハート、キングヘイロー、ローエングリン)、グレイソブリン系が2頭(スターオブコジーン、ジャングルポケット)、トゥルビョン系(トウカイテイオー)、ミスタープロスペクター系(フォーティナイナー)が各1頭となっていました。


毛色は、00年~15年(02年を除く)の順番で、(鹿-鹿)、(栗-栗)、(栗-栗)、(鹿-鹿)、(黒鹿-鹿)、(栗-栗)、(黒鹿毛-鹿毛)、(栗毛-鹿毛)、(黒鹿毛-黒鹿毛)、(黒鹿毛-栗毛)、(栗毛-黒鹿毛)(栗毛-鹿毛)、(鹿-鹿)、(鹿―青鹿)、(芦-鹿)と、連対馬では15年中7年が同じ毛色同士の組み合わせとなっていました。
全体的には、連対馬では、鹿毛が12頭、栗毛が10頭とほぼ拮抗していて、黒鹿毛が6頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が6頭、栗毛が5頭とこちらも拮抗、あと、黒鹿毛が2頭、青毛、青鹿毛が各1頭となっています。


年齢では、1着馬では、5歳が5頭と最も多く、3歳と7歳が各4頭、4歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が6頭と最も多く、4歳が5頭、6歳が3頭、3歳は1頭となっていました。
3着馬では、3歳が7頭と最も多く、あと4歳と5歳が各3頭、6歳と8歳が各1頭となっています。


以上ですが今年も難解ですね。
毎年触れていますが、3連単の配当は、04年は4千円台、11年は3万円台、昨年15年は2万円台とほぼ一般的な配当となっていましたが、それ以外では、09年、10年で100万以上の配当が連続で出ていましたし、06年、07年、12年、13年、14年の5年では10万以上の配当、残り05年、08年は10万に近い配当と、かなり荒れる傾向があるレースとなっています。
まずは、かなり荒れるのか、ほどほど荒れるのか、意外に荒れないのか、今年もその3つの見極めからとなりますね。
ともかく、上記のデータを一つ一つ整理しながら、まずは今年もその3つの中から一つ選んでそこから予想を展開していこうと思っています。


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