SSブログ

第23回 函館スプリントステークスのデータ [競馬データ]

函館で施行された97年以降、スタンド改修のため札幌競馬場で行われた09年を除く18年間、連対馬36頭、3着馬18頭からです。


まず、牝馬の強いレースです。
特に、03年ビリーヴ、04年05年シーイズトウショウ、06年ビーナスライン、07年アグネスラズベリと、03年から07年までの5年連続で牝馬が勝っていました。
まずは、本命馬を牡馬にするのか牝馬にするのか、この難しい「二者択一」が大きなポイントになるかと思います。
ちなみに函館で行なわれた函館スプリントSの過去18年全体で見てみますと、03年から15年では(札幌での開催の09年を除く)12年中7年で牝馬が勝っていましたが、それ以前の97年から02年までの6年間では、01年に牝馬のメジロダーリングが勝った以外は牡馬(セン馬も含む)が勝利していました。
2着馬では、牡馬(セン馬も含む)が18頭中13頭(牝馬は5頭)、3着馬では、牡馬が18頭中12頭(牝馬は6頭)となっていて、牝馬は2着、3着では苦戦しています。
ちなみに今回の登録馬17頭では、キャンディバローズ、スカイキューティー、ソルヴェイグ、ヤマニンプチガトー、レッツゴードンキの5頭の牝馬が登録しています。


次に、過去の1着馬の人気を挙げておきますと、06年1着となった牝馬ビーナスラインの13頭中13番人気(単勝オッズ77.4倍)、13年1着となったパドトロワの16頭中6番人気(単勝オッズ18.0倍)、14年1着となったガルボの14頭中8番人気(単勝オッズ35.9倍)以外はすべて5番人気以上の上位人気でした。(1番人気5頭、2番人気5頭、3番人気3頭、4番人気1頭、5番人気1頭)

それから、連対馬の当日の人気を見ていきますと、06年までは、1番人気、2番人気のどちらか、もしくは両方が毎年絡んでいました(そのうち1番人気-2番人気で決着したのは2回)が、07年は3番人気と6番人気(3着馬は4番人気)との組み合わせで決まり、10年間続いていたデータは崩れた形となりました。
しかし08年はまた元に戻って1番人気と5番人気の組み合わせ、札幌での09年を飛ばして、10年は2番人気と1番人気、11年は1番人気と3番人気、12年は2番人気と1番人気と、06年までと同じ傾向での組み合わせで決まっています。
しかし、13年は6番人気と5番人気、続いて14年は8番人気と6番人気と、昨年15年は4番人気と14番人気と、07年と同じように1番人気と2番人気の両方が連対しない組み合わせの決着がここ3年続きました。
さて今年はそれが4年連続となるのでしょうか。
はたまた従来通り1番人気、2番人気のどちらか両方か絡むのでしょうか。

ちなみに、人気別の連対馬の数をあげていきますと、1番人気が10頭、2番人気が8頭、3番人気が4頭と、この上位3番人気までで36頭中22頭占めていました。
続いて、4番人気が1頭、5番人気が3頭、6番人気が5頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、そして13番人気が1頭(06年1着のビーナスライン)、14番人気が1頭(15年2着のアースソニック)となっていました。
この5番人気以下の連対馬は、すべて二桁台の単勝オッズで、最低11.2倍(6番人気)、最高78.7倍(14番人気)となっていました。

3着馬の当日の人気ですが、1番人気はなし、2番人気は1頭、3番人気も2頭で、連対馬と違ってこの上位3番人気までは18頭中3頭のみとなっていました。
あと、4番人気が4頭、5番人気が2頭、6番人気も2頭、7番人気はなしで8番人気が1頭、それから10番人気が4頭と3着馬の中ではもっとも多く、あと11番人気が1頭、12番人気が1頭となっていました。
単勝オッズで見てみますと、18頭中一桁台は6頭で、あと残り12頭は二桁以上となっていました。(最低11.5倍(4番人気)、最高211.5倍(11頭中11番人気))


次に年齢別で見てみますと、1着馬ですが、5歳馬が8頭と最も多く、あと4歳馬が5頭、6歳馬が3頭、3歳馬と7歳馬が各1頭となっていました。
2着馬では、1番多かったのは6歳馬の7頭で、続いて4歳馬が5頭、3歳馬が3頭、5歳馬が2頭、7歳馬が1頭となっています。
3着馬では、4歳馬と5歳馬が各5頭と最も多く、続いて3歳馬が4頭、6歳馬が3頭、7歳馬が1頭となっていました。


また、毛色ですが、かつては圧倒的に「鹿毛」が強いレースとなっています。
連対馬の内訳は、鹿毛が20頭、黒鹿毛、栗毛が各4頭、青鹿毛、青毛が各3頭、芦毛が2頭となっていました。
その鹿毛馬ですが、最初の97年では連対はなかったものの、98年以降08年まで11年連続で片方か両方で絡んでいました。
しかし10年はその連続記録が途絶えて、黒鹿毛と青鹿毛との組み合わせで決まりました。
しかし続く11年は黒鹿毛と鹿毛との組み合わせ、12年は青毛と鹿毛との組み合わせ、13年は鹿毛と青鹿毛との組み合わせで決まり、また鹿毛馬強しの傾向が戻った感がいたしました。
しかしながら、14年は青毛と青毛との組み合わせとなり、97年、10年に続いて3回目の鹿毛馬が連対しない年となりました。
昨年15年は栗毛と鹿毛と、また鹿毛馬が連対しています。
ちなみに、その鹿毛馬が絡まなかった3年とも3着馬は黒鹿毛馬で、結局その3年とも3着以内に鹿毛馬が入らなかった年となりました。
ただ、その3年とも4着馬は鹿毛馬となっていました。

3着馬では、黒鹿毛が9頭と最も多く、続いて鹿毛が6頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっていました。


臨戦過程の前走ですが、人気も着順も上位もあれば下位もあって、そのあたり不問となっています。
ちなみに、36頭中前走で掲示板に載っていたのは23頭、それ以下は13頭となっていて、前走二桁着順だったのは7頭でした。
3着馬では、前走掲示板に載っていたのは9頭、それ以下は9頭、そのうち二桁は7頭となっていました。


また、前走もしくは前々走で高松宮記念や安田記念などのG1を経た馬が結構見られました。
1着馬では18頭中9頭、2着馬では18頭中10頭、3着馬では18頭中6頭となっています。
今回の登録馬で該当するのは、アクティブミノル(前走高松宮記念)、キャンディバローズ(前走桜花賞)、シュウジ(前走NHKマイル)、ソルヴェイグ(前走桜花賞)、ティソーナ(前走NHKマイル)、レッツゴードンキ(前走ヴィクトリアマイル)、ローレルベローチェ(前走高松宮記念)の7頭となっています。


その他では、テレビ愛知杯やバーデンバーデンC、CBC賞などのオープン以上の1200m芝のレースを経ている馬の連対も目立っています。

また、前走か前々走で条件戦を経ている馬は、97年2着のマザーメリーが前々走で900万下1番人気1着、06年1着のビーナスラインが前々走準オープン2番人気6着、前走準オープン10番人気11着、11年1着のカレンチャンが前々走準オープン1番人気1着、同じく2着のテイエムオオタカが前走で1000万下特別1番人気1着、15年1着のティハーフが前走準オープン1番人気1着と計5頭いました。
3着馬では、99年3着のコウチエラミーが、前々走準オープン6番人気7着、前走同じく5番人気10着、12年3着のビスカヤが、前々走準オープン8番人気6着、前走同じく11番人気10着となっていました。
今回の登録馬で、前走か前々走で条件戦を経ている馬は、ファントムロードの1頭となっています。


次に父の血統ですが、連対馬ではノーザンダンサー系が11頭と最も多く、続いてミスタープロスペクター系が9頭、ナスルーラ系、へイルトゥリーズン系が各7頭、トゥルビョン系、マンノウオー系が各1頭となっていました。
3着馬では、ノーザンダンサー系が8頭と最も多く、ヘイルトゥリーズン系が3頭、マンノウオー系、ナスルーラ系が各2頭、エルバジェ系、サーゲイロード系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。


以上ですが、今年も昨年までと同じく、まずは牝馬の取捨選択から始めていこうと思います。
あとは、1番人気、2番人気馬の取捨選択ですね。
上記でも書きましたけれど、1番人気、2番人気のどちらかかまたは両方が絡むのか、はたまた4年連続両方連対をはずすのか、その二者択一が大きな問題ですね。
なかなか難問ですけれど、今年もしっかり検討して結論を出していこうと思います。 


nice!(17)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 17

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0