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第6回 みやこステークスのデータ [競馬データ]

2010年に新設された重賞で、今回で6回目になります。
12月の第1週に行われる「ジャパンカップダート」の前哨戦の位置づけとなるレースです。

第1回(10年)では、1番人気で制したトランセンドは、見事ジャパンカップダートでも優勝を果たしました。
しかしながら結局その年は、みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのはトランセンドを含めて16頭中4頭でしたが、そのトランセンド以外の3頭は掲示板圏外の成績で終わっています。
第2回(11年)では、1番人気で制したエスポワールシチーはジャパンカップダートでは3着でした。
そのジャパンカップダートを制したのはまたも2年連続でトランセンドでした。
しかしながら、トランセンドはこのみやこステークスを経ずに他の路線からジャパンカップダートに挑んでの連覇となっています。
結局この年、みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのは、エスポワールシチーを含めて出走数(1頭取り消し)15頭中6頭。
そのうち、3着になったエスポワールシチー以外では、みやこステークスで4着だったワンダーアキュートがジャパンカップダートで2着となりました。
あとの4頭は掲示板圏外の成績となっています。
第3回(12年)は、出走数16頭中、ジャパンカップダートに挑んだのは6頭。
そのうち、みやこステークスで3番人気2着だったニホンピロアワーズがジャパンカップダートで優勝。
同じく5番人気3着だったホッコータルマエがジャパンカップダートでも3着となりました。
他の4頭ですが、そのうち2頭が4着(みやこSでは1着)、5着(同6着)となっていました。
年を追うごとに結びつきが強くなっている気がいたしましたが、
13年の第4回では、出走数16頭中6頭がジャパンカップダートに挑みましたけれど、3着以内に初めて1頭も入ることができませんでした。
(みやこステークスで2番人気1着だったブライトラインは、ジャパンカップダートでは7番人気4着でした。
また、1番人気3着だったローマンレジェンドは2番人気13着と大敗していました。
しかしながら、4番人気6着だったグレープブランデーは、ジャパンカップダートでは11番人気5着でしたが、翌年2月のフェブラリーステークスで優勝を果たしています。)
ということで、結びつきに関しては結局わからずじまいとなりました。
そして昨年の14年は、それまで阪神で行われていたジャパンカップダートが中京に変わり、名称も「チャンピオンカップ」に変わって行なわれることになり、結びつきに関してはまた改めて白紙ということになりました。
その14年ですが、出走数16頭中4頭がそのチャンピオンカップに挑み、2番人気1着で快勝したインカンテンションは、チャンピオンカップでは10着、1番人気5着となったクリノスターオーは8着、3番人気7着となったニホンピロアワーズは13着という結果でした。
しかしあと、1頭のナムラビクターは4頭の中では人気がなかった4番人気でみやこSでは3着でしたが、チャンピオンSでもがんばって2着に入りました。

結局過去5回で、13年以外の4年で少なくともみやこSで出走した馬1頭、続くG1レースで3着以内入っていたことになります。
一応、チャンピオンCでは、上記の傾向を参考程度にしていこうとは思っています。


では今年も昨年までと同様、このレースに近いと思われる、09年までこの時期に行われていたオープン特別の「トパーズステークス」と、10年以降昨年までのみやこステークス5回分を加えて、このレースの傾向を見ていきたいと思います。
1800mダートに変更された97年以降13年のトパーズステークスと、第1回から第5回までのみやこステークス、計18年、連対馬36頭、3着馬18頭からです
ただ、トパーズステークスは施行が11月の第3週に行われていたので、臨戦過程に少なからず影響はあるかと思います。
また、トパーズステークスの13年中97年、05年、06年、09年を除く9年はハンデ戦で行われていたので、このあたりもデータ的には微妙かも知れません。
でも、昨年までと同様データを通してとりあえず列挙していこうと思います。


まずは、当日の人気ですが、1番人気は18年中10年で連対していました。
3着は2頭となっていました。
残り1番人気が3着以内をはずした6年のうち4年は2番人気、あと2年はそれぞれ3番人気、5番人気が最高人気となっていました。
みやこステークスでは、1番人気の馬は、13年(1番人気ローマンレジェンドは3着)、14年(1番人気クリノスターオーは5着)以外3回とも1着となっています。
トパーズステークスの1着馬は、05年と06年が9番人気だった以外は4番人気以上の上位人気となっていました。
面白いことに、1着馬が9番人気だった05年、06年は別定戦で、残りの別定戦で行われた97年、09年の1着馬は共に4番人気でした。
そして、ハンデ戦で行われた残り9年の1着馬は1番人気が5頭、2番人気が2頭、3番人気も2頭となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬36頭では、ヘイルトゥリーズン系が13頭(そのうちサンデーサイレンス系が10頭、ブライアンズタイムが2頭、レッドランサムが1頭)、ミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が7頭、ナスルーラ系が4頭(2頭がレッドゴッド系、2頭がボールドルーラ系)、アリダー系、トゥルビョン系、ワイルドラッシュ(ノーザンダンサー系と同じニアーティック系)が各1頭となっていました。
3着馬18頭では、ヘイルトゥリーズン系が7頭(サンデーアイレンス系が5頭、ブライアンズタイムが2頭)、ミスタープロスペクター系も5頭、ノーザンダンサー系が3頭(トップサイダー系、サドラーズウェルズ系、リファール系)、ナスルーラ系(グレイソブリン系、レッドゴッド系)が2頭、トゥルビョン系が1頭となっていました。


毛色は、連対馬では、鹿毛が17頭、栗毛が8頭、黒鹿毛が5頭、芦毛、青毛が各2頭、栃栗毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が7頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が4頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっています。


年齢は、1着馬では、4歳が8頭、3歳が5頭、6歳が3頭、5歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が8頭、4歳が5頭、3歳が3頭、6歳が2頭となっていました。
3着では、5歳が8頭、3歳が4頭、4歳が3頭、7歳が2頭、6歳が1頭となっていました。


枠の出目は、連対馬では、4枠が7頭と最も多く、あと、2枠が6頭、3枠が5頭、1枠と5枠と8枠が各4頭、6枠と7枠が各3頭となっていました。
3着では、7枠が5頭と最も多く、続いて3枠と5枠と6枠が各3頭、1枠、2枠、4枠が各1頭、8枠はなしとなっています。


臨戦過程では、連対馬の前走は、地方を含めた重賞が1番多く、16頭となっていました。
続いてオープン特別が11頭、準オープンが8頭、1000万下が1頭となっていました。
3着馬の前走は、地方を含めた重賞が8頭、とオープン特別が6頭、続いて準オープンが4頭となっていました。
ちなみに、第1回と第3回のみやこステークスの前走は、1着から3着まで3頭とも重賞、第2回では、1着と3着が重賞、2着が準オープン、第4回では、1着と3着が重賞、2着がオープン、第5回では、3着が重賞、1着と2着がオープンとなっていました。


以上ですが、まずは第1回から第3回までの1番人気は1着、第4回の1番人気は3着、第5回の1番人気は5着と、5年間とも掲示板に載っていて、そのうち4年では3着以内、3年は1着とそこそこ1番人気馬は信頼はあるように思います。
でも、その1番人気馬を本命にするか相手にするかの二者択一は悩むところですね。
それから、過去5回の配当ですが、第1回の連対馬の組み合わせは、「2番人気-1番人気」と固く収まりましたが、3着に9番人気の馬が来て、3連単は万馬券、3連複はそれなりにつきました。
第2回と第3回では、連対馬の組み合わせはそれぞれ「1番人気-4番人気」「1番人気-3番人気」で決まりこれも比較的固く収まりましたが、3着馬も共に5番人気の馬が来て、結局両方とも3連複も3連単も万馬券にはなりませんでした。
続く第4回の連対馬の組み合わせは、「2番人気-7番人気」と馬連は3200円となって、それまでの3回と比べて比較的荒れました。
3連単は、3着に1番人気が来たものの、28290円と初めて万馬券になりました。
そして昨年の第5回は、「2番人気-9番人気」と馬連は4480円、3着に4番人気が入って3連単は54980円となり、さらに一番多い配当となりました。
年々配当が高くなってきていますね。

さて今年はさらに高くなるのでしょうか。
ともかくも昨年までと同様、上記のデータを参考にして丁寧に検討していこうと思っています。

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