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第47回 ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ [競馬データ]

2日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


ハンデ戦に変更された02年から11年の阪神競馬場での開催を除く12年間、連対馬24頭、3着馬12頭からです。



毎年触れていますが、このレースは、96年に1600m芝の別定戦に変更になり、さらに02年にハンデ戦へと変更になりました。
その別定戦だった96年から01年までの6年間の連対馬は、00年2着馬が8番人気だった以外はすべて3番人気以上の上位人気で、ほぼ平穏の結果となっていました。
ところが、02年以降のハンデ戦になりますと、逆に02年1着馬の2番人気、05年1着馬の3番人気、06年2着馬の3番人気、09年1着馬の1番人気、12年1着馬の3番人気、13年の2着馬の1番人気の6頭以外の18頭は4番人気以下の人気薄で、全体的に荒れ気味傾向に変わっています。

3着馬は、96年から01年までの6年間の半分が4番人気以下、02年から11年を除く14年までの12年間のうち8年が4番人気以下で、特に06年から09年の間は、二桁人気の馬が連続で3着に来ています。
ちなみに11年の阪神競馬場施行では、「8番人気-2番人気-6番人気」での決着で、ほぼ02年以降の中山での施行に準じた結果となっていました。

それから、別定戦の頃の6年間すべて、そしてハンデ戦になってからは中山開催の12年中、08年、10年、12年を除く9年で4歳馬が連に絡んでいました。
ただ3着馬では、通して18年中3年(01年、10年、14年)しか4歳馬は入っていません。
ちなみに、11年の阪神での施行では、コスモセンサーの1頭のみの4歳馬が出走していましたが、5番人気9着となっていました。
今回の出走馬16頭中4歳馬は、マイネルメリエンダ、タガノブルグ、ラインスピリット、クラリティシチー、モーリス、ウインマーレライの6頭となっています。


次に血統ですが、連対馬24頭中14頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
3着馬も12頭中6頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系でした。
11年の阪神開催では、1着馬ブリッツェンのBMSがノーザンダンサー系でした。
ちなみに、今回の出走馬でBMSがノーザンダンサー系なのは、カオスモス、クラレント、モーリスの3頭となっています。
しかし、一昨年13年の上位3頭はいずれもBMSはノーザンダンサー系ではありませんでした。
ちなみにこの年のBMSがノーザンダンサー系だった出走馬は、16頭中4頭でした。
しかしながら、その13年以外02年以降では、少なくとも1頭BMSがノーザンダンサー系の馬が連対していました。



次に父の血統も見てみますと、連対した24頭の中で、父で一番多かった血統は、サンデーサイレンス系が10頭(うち4頭はサンデーサイレンス、あと6頭はフジキセキ、ゴールドアリュール、マンハッタンカフェ、ゴールドヘイロー、ダイワメジャー(2頭))で、続いてロベルト系が4頭、レッドゴッド系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、あとブライアンズタイム、トゥルビョン系、マンノウオー系、ノーザンダンサー系(フレンチデピュティ)、ナスルーラ系(プリンスリーギフト系)が各1頭となっていました。

3着馬では、サンデーサイレンス系、ミスタープロスペクター系が各4頭、ブライアンズタイム系、ナスルーラ系(レッドゴッド系、グレイソブリン系)が各2頭となっています。
11年の阪神開催では、1着馬がサンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)、2着馬がノーザンダンサー系(サドラーズウエルズ系)、3着馬がミスタープロスペクター系(フォーティナイナー系)となっていました。


次にハンデ重量ですが、12年中、06年、13年、14年を除く9年で、3着以内に54kgの重量の馬が絡んでいました。
ただし、重量54kgの馬は、06年は16頭中2頭(12番人気、13番人気)、13年は16頭中なし、14年は16頭中1頭(15番人気)となっています。
また11年の阪神開催では、1着馬のハンデ重量が54kgでした。
今回の出走馬で、重量54kgの馬は、16頭中、フラアンジェリコ、タガノブルグの2頭となっています。


それから、02年から05年の4年連続で「7枠」が連対していました。
しかし、06年以降11年を除く12年までの6年間では絡んでいませんでした。
その後は、13年で1着馬に久々に7枠が来ましたが、昨年14年は連対しませんでした。

3着馬では、02年と08年に7枠の馬が入りました。

ちなみに11年の阪神開催では、「2枠-3枠-2枠」で、7枠は絡みませんでした。


次に臨戦過程で「前々走の人気」を見てみますと、連対馬24頭の中で、02年の勝ち馬グラスワールド(前々走ダート戦9番人気10着)、06年の勝ち馬のグレイトジャーニー(前々走中山記念8番人気8着)、07年の勝ち馬ピカレスクコート(準オープン特別7番人気8着)、09年の勝ち馬タケミカヅチ(前々走東京新聞杯8番人気8着)、12年の勝ち馬ガルボ(前々走東京新聞杯8番人気1着)、同2着のオセアニアボス(前々走京都金杯8番人気7着)、14年の勝ち馬カレンブラックヒル(前々走マイルCS8番人気18着)の7頭を除く17頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
また11年の阪神開催での上位3頭の前々走の人気は順に、9番人気-2番人気-11番人気となっていました。
今回の出走馬で前々走5番人気以上の馬は、アーデント、ウインマーレライ、エキストラエンド、カオスモス、シャイニープリンス、モーリスの6頭となっています。
また、ちなみに前々走の人気が7番人気、8番人気、9番人気の出走馬は、コスモソーンパーク、マイネルメリエンダの2頭となっています。



次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が11頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が4頭、栃栗毛が2頭、青毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が4頭、栗毛が3頭、黒鹿毛と青鹿毛が各2頭、青毛が1頭となっていました。
11年の阪神開催では、上位3頭の毛色を順に挙げていきますと、鹿毛-黒鹿毛-芦毛となっていました。


以上ですが、毎年書いていますけれど、このレース、阪神を含めて10年、3連対が始まってからの8年が10万馬券以上、その8年のうち2年がいわゆる100万馬券となっているかなり荒れるレースですので、予想はかなり難解です。
また、一昨年は約1万6千円と逆に固く収まりました。
違う意味でもさらに難解さが増した気がいたします。

しかしながら、その一昨年は、4着に単勝万馬券の14番人気オセアニアボスがクビ差迫っていましたので、基本的には荒れるものと読んで予想した方がいいのかも知れません。
そして昨年の3連単の配当ですが、30万円を超える配当となって、また10万馬券以上となりました。

今年もそういうことで、上記のデータを一つ一つ丁寧にひも解きながら、まずは穴馬探しから始めたいと思います。


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