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第63回 朝日チャレンジカップのデータ [競馬データ]

6日に出走馬が確定しましたので修正更新いたしました。


この朝日チャレンジカップは、昨年までは、9月に阪神での2000m芝として施行されていました。
元々は、秋の天皇賞へのステップレースとしての色彩が強いレースでした。
しかし、今年からは、この12月の第2週に移して、同じ阪神で、1800m芝に距離が変わって行われることになりました。
さらに、別定からハンデ戦に条件も変わっています。
参考になるレースと言えば、昨年までこの同じ時期に阪神1800m芝で行われていた「鳴尾記念」が該当するかと思います。
ただ、このレースは別定戦でしたので、その辺りは微妙なところではありますけれど。
とりあえず、この鳴尾記念のデータを参考までに挙げていきたいと思います。
阪神競馬場の大改装後の06年以降、昨年までの6年間、連対馬12頭、3着馬7頭(同着含む)からです。
昨年と同様の流れで見ていきます。


まず人気の組み合わせですが、1着-2着-3着の順で見ていきますと、
06年は1番人気-2番人気-3番人気という固い組み合わせで決まりましたが、初めてのケースで手探り状態だったのか、3連単で12490円と万馬券となりました。
07年では、一転、「8番人気-3番人気-(5番人気、4番人気)」(3着馬は同着)という荒れた組み合わせで決まり、3連単は同着のため二通りとなりましたが、124220円と102930円といずれも半分になったにもかかわらず10万馬券となりました。
08年は、「1番人気-3番人気-13番人気」と連はほぼ固く収まったものの、3着に初めて二桁人気が入り、3連単は48770円と荒れました。
09年は、「7番人気-4番人気-2番人気」となって、3連単は60260円とそこそこ荒れました。
10年は、「2番人気-1番人気-4番人気」とほぼ固い決着となり、3連単は5660円と初めて万馬券となりませんでした。
そして昨年11年は、「4番人気-6番人気-1番人気」となって、3連単は27480円と万馬券になりました。
このように、過去6年間の人気の傾向はとらえどころのないものとなっていました。
その中で1番人気は6年中3年で連対(4年で3着以内)しています。


枠順は、06年から順に、
「2枠-5枠-2枠」
「2枠-2枠-(7枠、8枠)」
「8枠-7枠-7枠」

「8枠-4枠-7枠」
「8枠-7枠-5枠」
「8枠-2枠-7枠」
となっていて、こちらも内枠、外枠と二分されていてとらえどころのない傾向となっています。
ただ、最初の06年を除けば、あとの5年は、同着も含めて「7枠」と「8枠」が仲良く同時に3着以上入っていて、特に08年以降4年連続で8枠が1着になっています。


年齢では、同じく06年から順に、
「3歳-3歳-4歳」
「6歳-5歳-(5歳、3歳)」
「5歳-4歳-3歳」
「6歳-4歳-4歳」
「3歳-3歳-3歳」
「3歳-3歳-3歳」
と、こちらも傾向としては統一性がありませんが、6年中5年で「3歳馬」が少なくとも1頭は3着以内に入り、06年、10年、11年の3年で連対を独占、さらに10年、11年では3着以内も独占していました。


毛色では、同じく06年から順に、
「栗毛-黒鹿毛-青鹿毛」
「青鹿毛-栗毛-(黒鹿毛、鹿毛)」
「栗毛-黒鹿毛-栗毛」
「鹿毛-栗毛-鹿毛」
「鹿毛-鹿毛-栗毛」
「鹿毛-青鹿毛-鹿毛」
となっていて、6年中昨年を除く5年で栗毛馬が3着以上に入っており、そのうち06年から09年までの4年間は連対馬の中に入っていました。
その栗毛馬が3着以内に入らなかった昨年は、栗毛馬そのものが13頭中1頭(スマートギア、9着)しか出走していませんでした。
今回の出走馬で栗毛馬は、イケドラゴン、シルクアーネスト、タガノエルシコ、ミッキードリーム、リルダヴァルの5頭となっています。


血統では、1着馬は、06年と08年でグラスワンダーを父に持つサクラメガワンダーが勝っていますが、サクラメガワンダーのBMS(母の父)はサンデーサイレンス、あと2年、07年と09年のそれぞれの勝ち馬、ハイアーゲームとアクシオンの父はサンデーサイレンス、要は、06年から09年までの4年の勝ち馬すべてサンデーサイレンスが絡んでいたことになりました。
10年の勝ち馬ルーラーシップ(父キングカメハメハ、BMSトニービン)も、11年の勝ち馬レッドデイヴィス(父アグネスタキオン、BMSトニービン)にもサンデーサイレンスは絡んでいませんでした。
ただし、10年の初頭にアクシオンが勝って以来サンデーサイレンス産駒の勝ち星はなくなっていますので、それ以降のサンデーサイレンス絡みとなりますとBMSがサンデーサイレンスの馬のみということになります。
ちなみに今回の出走馬でBMSがサンデーサイレンスなのは、サトノパンサー、シルクアーネスト、ミッキードリーム3頭となっています。
2着馬6頭の父は、サンデーサイレンス(06年)、マーベラスサンデー(09年)、マンハッタンカフェ(10年)、アグネスタキオン(11年)のサンデーサイレンス系4頭と、フレンチデピュティ(07年)、チーフベアハート(08年)のノーザンダンサー系2頭となっています。
3着馬では、同着を含めて7頭を見てみますと、06年の3着馬(キングヘイロー×スキャン)以外の6頭はすべてサンデーサイレンス系が絡んでいました。


臨戦過程では、連対馬12頭の前走を見てみますと、前走G1だったのが7頭(天皇賞(秋)が3頭、菊花賞が2頭、マイルCS、日本ダービーが各1頭)、アルゼンチン共和国杯が2頭、京都新聞杯、オープン特別(カシオペアS)、準オープン特別が各1頭となっています。
3着馬6頭では、オープン特別が4頭(アンドロメダSが2頭、カシオペアS、トパーズSが各1頭)、日本ダービー、菊花賞、札幌記念が各1頭となっていました。


以上ですが、今年もデータ的にはとらえどころがなさそうですね。
その上に今回からハンデ戦ですから、なおさら難解ですね。
でも、一応上記の過去のデータを丁寧に整理しながら、少しでも傾向をつかんで結論を出していこうと思っています。


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bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます(^O^)
by bigonon (2012-12-04 20:21) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます(^O^)
by bigonon (2012-12-04 20:21) 

bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます(^O^)
by bigonon (2012-12-04 20:22) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます(^O^)
by bigonon (2012-12-05 19:35) 

bigonon

いっぷくさん、いつもnice! ありがとうございます(^O^)
by bigonon (2012-12-05 19:36) 

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