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データからのつぶやき 第32回ジャパンカップ 前走天皇賞(秋)以外の馬 [競馬雑感]

前回、前走天皇賞(秋)を走った連対馬に絞ったデータをまとめましたが、今度は日本馬で前走それ以外のレースを走った馬のデータをまとめてみます。

84年以降昨年までの27年(中山競馬場開催を除く)では、連対馬54頭中で前走天皇賞(秋)以外を走った馬は16頭でした。
(日本馬は
35頭、そのうち前走天皇賞(秋)を走っていたのは19頭)
その16頭の前走の人気ですが、1番人気が8頭、2番人気が3頭、3番人気が3頭、4番人気はなし、5番人気が2頭(いずれも3歳馬で、前走菊花賞が1頭、前走秋華賞が1頭)となっていました。
つまり、連対馬は前走では、5番人気以上の上位人気であったということになります。
それから、その16頭の前々走の人気も取り上げますと、1番人気が10頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が3頭で、こちらはすべて4番人気以上の上位人気となっていました。
今回の出走馬でこれに該当するのは、前走の秋華賞、前々走のローズS共に1番人気のジェンティルドンナ、前走の凱旋門賞が2番人気、前々走のフォア賞が1番人気だったオルフェーヴルの2頭となっています。
前走の着順の方も見ていきますと、前走では、1着が8頭、2着が4頭、3着が1頭、4着が2頭、失格が1頭(06年の凱旋門賞時のディープインパクト、入線は3着)と、4着以上の成績でした。
前々走の着順も見ていきますと、1着が7頭、2着が3頭、3着が4頭、4着はなし、5着が1頭、あと飛んで14着が1頭(96年2着のファビラスラフィン、前々走はNHKマイル1番人気14着でした。)となっていて、1頭を除くと掲示板に載っていました。
上記のジェンティルドンナは前走、前々走共1着、オルフェーヴルは、前走2着、前々走1着で、この着順のデータには当てはまっています。
この2頭以外で、着順のみ該当している馬ですが、今回は見当たりません。

それから、前走天皇賞(秋)以外のレースで3着になった馬に関しても触れておきます。
同じく同じ期間で、3着馬28頭(96年の同着含む)では7頭いました。(日本馬は全部で17頭、前走天皇賞(秋)だった馬は10頭)
前走の人気では、1番人気が2頭、2番人気が3頭、8番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
この8番人気は、04年3着のデルタブルースで、その前走は菊花賞8番人気1着でした。
そしてもう1頭の10番人気は10年3着のヴィクトワールピサで、その前走は凱旋門賞10番人気7着でした。
あとの1番人気か2番人気の計5頭ですが、着順は3着以上(1着3頭、2着、3着各1頭)となっていました。
そして、前々走ですが、人気は1番人気が5頭、2番人気と3番人気が各1頭となっていました。
着順は、1着が4頭、2着、3着、4着が各1頭となっていました。
今回の出走馬で、前走天皇賞(秋)以外で前々走のこのデータに該当するのは、まず先のオルフェーヴル、ジェンティルドンナの2頭ですが、それ以外では今回はいません。
前走のデータに関してもこの2頭は該当しますが、それ以外は見当たりません。


というように、結局、前走天皇賞(秋)以外の路線を走った馬で、机上の論理を使って3着以内に入りそうな馬に該当したのは、オルフェーヴルとジェンティルドンナの2頭と、当然ながらの結果が出てしまい他に目新しい結果は得られませんでした。
何となくこの2頭で固そうな今回のジャパンカップですが、でも毎年ほとんどといってほど絡んでいた前走天皇賞(秋)組も侮れないし、追い切りを見ての判断となりますが、外国招待馬もばっさり切るのも如何なものかとも思ってしまいます。
やっぱり難解ですね。
もう少しじっくり考えたいと思います。


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