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データからのつぶやき 第32回ジャパンカップ 前走天皇賞(秋)の馬 [競馬雑感]

22日に出走馬が確定しましたので修正更新いたしました。
また一部間違い(3着でロイスアンドロイスが抜けていました)がありましたので加筆修正しております。


昨年と同様、今度は日本馬について触れたいと思います。

その中で、前走天皇賞(秋)を走った連対馬に絞ったデータをまとめていきたいと思います。

84年以降昨年までの27年、連対馬54頭中35頭が日本馬でしたが、その中で19頭が前走天皇賞(秋)を走っていました。
その19頭の前走天皇賞(秋)の時の人気ですが、1番人気が8頭、2番人気が6頭、3番人気が2頭、4番人気も2頭、7番人気が1頭(昨年の2着馬トーセンジョーダン)となっていました。
つまり、連対馬は天皇賞(秋)では、1頭を除いて4番人気以上の上位人気であったということになります。
それから、その19頭の前々走の人気も取り上げますと、1番人気が14頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭と、こちらはすべて3番人気以上の上位人気となっていました。
今回の出走馬でこれに該当するのは、前走の天皇賞(秋)も前々走(セントライト記念)も1番人気だったフェノーメノ、前走の天皇賞(秋)が2番人気、前々走(宝塚記念)も2番人気だったルーラーシップ、そして前走の天皇賞(秋)が4番人気、前々走(札幌記念)が1番人気だったダークシャドウの3頭が挙げられます。
着順の方も見ていきますと、前走天皇賞(秋)では、1着が7頭、2着が3頭、3着が2頭、4着が3頭、5着が1頭、6着が2頭、7着が1頭となっていました。
その中で、5着と6着の計3頭はいずれも2番人気、7着の1頭は1番人気となっていました。
前々走の着順も見ていきますと、1着が11頭、2着が6頭、あと5着と7着が各1頭となっていました。
その5着、7着の2頭も人気は1番人気でした。

これを上記の3頭で照らし合わせ見ますと、3頭ともこの過去のデータはクリアしているのがわかります。
と、出走馬で前走天皇賞(秋)を走った残りの馬ですが、その天皇賞(秋)を5番人気で制したエイシンフラッシュ、16番人気7着のジャガーメイル、7番人気13着のトーセンジョーダンの3頭がいます。
昨年のジャパンカップでは、エイシンフラッシュは8着、ジャガーメイルは3着、トーセンジョーダンは2着でした。
そのうち、後者の2頭、ジャガーメイルとトーセンジョーダンは昨年上位着順だっただけに気にはなるところです。
その中でトーセンジョーダンは、昨年の天皇賞(秋)で7番人気1着からジャパンカップでは6番人気2着と、その天皇賞馬としての貫禄を示しましたが、今年は13着からですからデータ通りとなればここは厳しいところです。
同じくジャガーメイルも7着でも16番人気でしたからここは厳しいところです。
あと問題なのはエイシンフラッシュでしょう。
あくまで机上の論理ですが、前走の天皇賞(秋)の5番人気1着からでしたら問題ないところですが、前々走の2番人気9着というのはどうでしょうか。
一応上記のデータでは、前々走下位着順だったのは「5着」と「7着」の2頭のみで、いずれも「1番人気」だったことから、エイシンフラッシュの「2番人気」「9着」というのはどうなのかが思案のしどころかと思います。
何か重箱の隅をつつくようですけど。

それから、前走天皇賞(秋)で3着になった馬に関しても触れておきます。
昨年、ジャガーメイルは、天皇賞(秋)で9番人気9着からジャパンカップでは14番人気3着と波乱の役割を果たしました。
こう見てみますと、どの前走天皇賞(秋)の馬であっても3着のチャンスがあるように思われます。
では実際どうなのでしょうか。
84年以降、
02年の中山競馬場開催を除く27年間、96年の同着2頭を含む3着馬28頭では、前走天皇賞(秋)を走ったのは10頭いてました。
そのうち、上記で挙げた11年の9番人気9着だったジャガーメイルと、94年の11番人気3着だったロイスアンドロイス、そして87年の2番人気8着だったダイナアクトレスの3頭を除く7頭はすべてその天皇賞(秋)では1番人気でした。
その7頭の着順ですが、1着3頭、2着3頭、3着1頭と上位着順でした。
そして、前々走も見てみますと、オールカマー4番人気3着だったロイスアンドロイスを除く残り9頭すべて1番人気か2番人気となっていました。(1番人気5頭、2番人気4頭)
着順は、そのロイスアンドロイスも含めて、1着3頭、2着3頭、3着2頭、4着1頭、5着1頭とすべて掲示板に載っていました。
このデータを元に、出走馬で前走天皇賞(秋)を走った6頭を見てみますと、前々走で1番人気か2番人気で掲示板に載っていたのはフェノーメノ、ルーラーシップ、ダークシャドウの3頭となっていましたが、そのうちその天皇賞(秋)で1番人気になっていたのはフェノーメノで、この3頭の中では一番「3着」になる可能性が高いです。(こんな書き方は変ですけど)
あとの残り2頭も、ジャガーメイル、ロイスアンドロイス、ダイナアクトレスの例もありますので、「3着」の可能性は若干あります。(こういう書き方も変ですけど)
でも、いずれにしても、連対も含めて上位3着以内には、天皇賞(秋)組に関してはこの3頭が
何頭か入る可能性が高いということになるでしょうか。
もちろん、他の路線組が強力なためこの3頭とも入らないことももちろん考えられます。


というふうに、今年も机上の論理でこのように書いてみましたけど、実際どうなることでしょうか。
ちなみに、03年以降の9年間、上位3着以内に前走天皇賞(秋)の馬が何頭入ったかを見てみると、順に、1頭、1頭、2頭、0頭、3頭、2頭、2頭、1頭、3頭となっていました。
06年の0頭を除くと毎年必ず少なくとも1頭の前走天皇賞(秋)を走った馬が入っていました。
その06年のジャパンカップですが、ディープインパクトが出ていたこともあったからでしょうか、出走数も全部で11頭と少なく、その中でも前走天皇賞(秋)の馬も2頭と少ない年でした。
今回は登録の段階で6頭。
今回は、前走天皇賞(秋)の馬には、かなりの注意が必要のようですね。


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bigonon

mura_blogさん、いつもnice! ありがとうございます(*^_^*)
by bigonon (2012-11-22 21:08) 

bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます(*^_^*)
by bigonon (2012-11-22 21:08) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます(*^_^*)
by bigonon (2012-11-22 21:09) 

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