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第72回 桜花賞のデータ [競馬データ]

5日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


今年も昨年までと同じ流れで見ていきます。
阪神競馬場の馬場改修に伴い、06年の暮れからリニューアルされた直線の長い外回りのコースに施行変更されています。
とりあえず、そのリニューアルされてから以降、07年から11年までの5年間のデータを単純に羅列していきたいと思います。


まず人気の組み合わせを見てみますと、
07年は「3番人気-1番人気-7番人気」
08年は「12番人気-15番人気-5番人気」
09年は「1番人気-2番人気-5番人気」
10年は「1番人気-3番人気-11番人気」
11年は「2番人気-1番人気-4番人気」
となっていました。
08年以外は、1番人気が連に絡みほぼ平穏に近い決着となりましたが、その08年は上位人気が飛び、3連単が約700万と大荒れの結果となりました。
その1番人気の単勝オッズと着順ですが、07年はウオッカで、1.4倍(2着)と圧倒的な人気となっていましたが2着と勝ち切ることができませんでした。
08年の1番人気はトールポピーで、一転単勝オッズは3.8倍と高く、着順も8着と沈んでしまいました。
09年の1番人気はブエナビスタで、単勝オッズは1.2倍と圧倒的な人気となり、結果、その人気に応えて見事優勝いたしました。
10年はアパパネで、2.8倍とそこそこの人気となり、こちらも見事1着となりました。
そして昨年11年の1番人気はホエールキャプチャがなって、単勝オッズは3.1倍と比較的高くなりましたが、結果2着と連対は死守いたしました。
ともかくも、当日の1番人気の単勝オッズには要注意です。


次に毛色ですが、着順別にそれぞれ年の順に挙げていきますと、
1着馬は、栗毛、鹿毛、黒鹿毛、鹿毛、鹿毛
2着馬は、鹿毛、鹿毛、鹿毛、鹿毛、芦毛
3着馬は、黒鹿毛、鹿毛、黒鹿毛、栗毛、青鹿毛となっていました。


次に血統ですが、まず連対馬計10頭の父では、ヘイルトゥリーズン系が6頭(アグネスタキオン、タニノギムレット、フジキセキ、スペシャルウイーク、マンハッタンカフェ、ディープインパクト)、ノーザンダンサー系が2頭(フレンチデピュティ、クロフネ)、ミスタープロスペクター系が1頭(キングカメハメハ)、ナスルーラ系も1頭(レッドゴッド系のバゴ)となっていました。
母の父(BMS)では、ノーザンダンサー系が5頭(ニジンスキー系が2頭、ノーザンテースト、ヴァイスリージェント系、トライマイベスト系が各1頭)、ヘイルトゥリーズン系が3頭(サンデーサイレンスが2頭、リアルシャダイ)、ネヴァーベンド系、サーゲイロード系が各1頭となっていました。
3着馬5頭では、父はヘイルトゥリーズン系が4頭(アグネスタキオン、シンボリクリスエス、ダンスインザダーク、マンハッタンカフェ)、ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)が1頭となっていました。
BMSはノーザンダンサー系が3頭(ニジンスキー系、フェアリーキング、ビーマイゲスト系)、サーゲイロード系(キャロルハウス)、ヘイルトゥリーズン系(ブライアンズタイム)が各1頭となっていました。
1着馬から3着馬計15頭で見てみますと、全体的にヘイルトゥリーズン系(父が10頭、BMSが4頭)がとほとんどで絡み、BMSではノーザンダンサー系が8頭と目立っています。


それから臨戦過程での前走ですが、1着馬は順に、07年はチューリップ賞2番人気2着、08年はフィーリーズレビュー4番人気3着、09年はチューリップ賞1番人気1着、10年はチューリップ賞1番人気2着、11年はエルフィンS2番人気1着となっています。
2着馬も順に、07年はチューリップ賞1番人気1着、08年はクイーンC10番人気6着、09年はエルフィンS1番人気1着、10年はフラワーカップ3番人気1着、11年はクイーンC2番人気1着となっています。
3着馬も順に、07年クイーンC1番人気2着、08年はアネモネ賞2番人気1着、09年はチューリップ賞3番人気5着、10年はチューリップ賞8番人気3着、11年はフラワーC5番人気1着となっていました。

また前々走ですが、1着馬から3着馬まで計15頭では、まず人気は、1番人気が5頭、2番人気は6頭、あとの4頭は、4番人気(2着)、5番人気(6着)、6番人気(3着)、11番人気(1着)となっていました。
着順は、1着が9頭、2着が2頭、3着が2頭、4着(2番人気)、6着(5番人気)が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、順に挙げていきますと、
07年は「8枠-7枠-2枠」
08年は「7枠-8枠-7枠」
09年は「5枠-8枠-7枠」
10年は「5枠-4枠-6枠」
11年は「4枠-8枠-8枠」
となっていて、07年、08年、09年の3年間では外枠の「7枠」「8枠」の中の馬が少なくともそれぞれ1頭は毎年絡んでいました。


さて、過去5年間のデータは以上ですが、それ以前のデータも一緒に見ていきますと、臨戦過程や血統でリニューアル前後でもあまり変わらない傾向となっていることに気がつきました。
よって、昨年までと同じく、通してのデータを列挙していきます。
95年京都開催を除く92年以降19年、連対馬38頭、3着馬19頭からです。
まずは「臨戦過程」から行きたいと思います。
前走の人気ですが、1番人気は連対馬38頭中20頭で、94年、08年、11年の3年を除く15年で、片方か両方で前走1番人気の馬が絡んでいました。
あと、前走2番人気が6頭、3番人気が5頭、4番人気が2頭、5番人気も1頭、6番人気が1頭、9番人気が2頭(いずれも1着)、10番人気が1頭となっています。
3着馬の前走の人気ですが、19頭中1番人気が6頭、2番人気が5頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、7番人気(2着)、8番人気(3着)、10番人気(3着)が各1頭となっていました。

次に前々走の人気ですが、連対馬では1番人気が18頭、2番人気が13頭と実に1番人気と2番人気が38頭中31頭も占めていました。
特に、昨年11年を除いて、毎年片方か両方で必ず前々走1番人気か2番人気の馬が連対しています。
あと残りの7頭ですが、前々走3番人気(12着)だったブルーリッジリバー(02年)、4番人気(1着)だったシーザリオ(05年)、同じく4番人気(2着)だったホエールキャプチャ(11年)、5番人気(6着)だったアズマサンダース(04年)、同じく5番人気(6着)だったエフティマイア(08年)、6番人気(1着)だったプリモディーネ(99年)、同じく6番人気(3着)だったマルセリーナ(11年)となっていました。
つまり、98年以前はすべて連対馬の前々走は1番人気か2番人気でしたが、99年以降の13年では、そのうち半分近くの6年で前々走1番人気と2番人気以外の馬が片方で絡んでいることになります。
3着馬も見て見ますと、前々走1番人気が6頭、2番人気が4頭、3番人気、6番人気が各2頭、4番人気、5番人気、9番人気が各1頭、11番人気が2頭となっていました。

前走の着順ですが、連対馬では、1着が19頭、2着が6頭、3着が4頭、4着が6頭と38頭中35頭が4着以上でした。
あと、6頭、8着、10着が1頭ずついますが、そのうち後者の2頭のその前走での人気は1番人気でした。
ちなみに、3着馬の前走の着順ですが、1着が8頭、2着が5頭、3着が4頭、5着が2頭となっていました


次に前走のレース別で見てみますと、一番多かったのはチューリップ賞で17頭連対していました。
その中で、03年2着のシーイズトウショウの5番人気(4着)を除く16頭がそのチューリップ賞では3番人気以上の上位人気でした。
今回の出走馬で該当するのは、3番人気2着のエピセアローム、1番人気3着のジョワドヴィーヴル、2番人気4着のジェンティルドンナの2頭となっています。

それから次に多かったのは前走フィリーズレビュー(4歳牝馬特別)で、連対したのは7頭でした。
こちらはそのレースで4番人気以上、そしてその前のレース(前々走)で3番人気以上の上位でした。
今回、これに該当する出走馬は、前走2番人気(4着)、前々走1番人気(2着)のイチオクノホシ1頭となっています。
準じるのは、前走1番人気(1着)、前々走8番人気(2着)のアイムユアーズの1頭となっています。

その次は前走フラワーCで、4頭が連対していました。
その4頭ともそのレースでは1着で、その前のレース(前々走)ではそのうち3頭が1着でした。(あと1頭は2番人気4着)

今回は、前走フラワーカップ6番人気1着馬オメガハートランドが出走しています。
その前々走は3番人気9着でした。

それから前走アネモネ賞が2頭連対していてその2頭ともそのレースでは1番人気でした。
今回の出走馬では、前走アネモネ賞1番人気1着のパララサルーがいます。

残り8頭ですが、00年2着のマヤノメイビー(前走G1の阪神3歳牝馬特別(当時)3着)、08年2着のエフティマイア(前走クイーンC10番人気6着)の2頭を除く6頭は、すべて1着(クイーンC2頭、エルフィンS2頭、クロッカス賞、500万下条件戦)でした。
今回の出走馬で、前走上記のトライアル戦以外で1着となったのは、前走エルフィンS1着のサンシャイン、前走クイーンC1着のヴィルシーナ、紅梅S1着のサウンドオブハートの3頭となっています。

3着馬の前走のレース別では、1番多かったのはアネモネSで19頭中6頭連対していました。
次に多かったのはクイーンCの4頭、続いてチューリップ賞の3頭、そしてフィリーズレビュー(4歳牝馬特別)、フラワーCの各2頭、あと、エルフィンS、若草Sの各1頭となっています。
いずれもフラワーCの5着を除き3着以上の上位着順となっていました。


次に血統面を見てみます。
父の血統ではヘイルトゥリーズン系が15頭と多いのですが、基本的にはノーザンダンサー系が強いレースとなっています。
父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系が絡んでいたのは38頭中26頭で、03年以外は必ず片方か両方で絡んでいました。
そのうち、その9割近くがノーザンテーストやニジンスキー、リファール、ダンチヒといったいわゆるノーザンダンサー系の中のオーソドックスな系統で占められています。
3着馬に関しては、やはり19頭中15頭の父の血統はヘイルトゥリーズン系で占められていました。
そのうち11頭はサンデーサイレンス系となっています。
残り4頭の父の血統は、ネヴァーベンド系のミルフォード、ノーザンテースト、トウカイテイオー、ミスタープロスペクター系のキングカメハメハとなっていました。
また、父かBMSでノーザンダンサー系が絡んでいた3着馬は、19頭中12頭でした。


毛色は、1着馬では、鹿毛が13頭、栗毛と黒鹿毛が各2頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっています。
2着馬では、鹿毛が7頭、栗毛が5頭、芦毛が4頭、黒鹿毛が2頭、青毛が各1頭となっています。
また96年以降では、鹿毛が毎年両方か片方で絡んでいます。
3着馬では、鹿毛が8頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛が3頭、栃栗が2頭、栗毛が1頭となっていました。


馬体重ですが、連対馬の最高馬体重が490kgで最低は408kg。
そして、450kg~490kgが20頭、448kg以下が18頭と、オークスほどではないですが、軽い馬体重の馬の活躍が目立っています。


枠の出目ですが、1枠2頭、2枠1頭、3枠1頭、4枠8頭、5枠6頭、6枠2頭、7枠10頭、8枠8頭と結構外枠が絡んでいます。
特にこの15年では、10年を除いてその前の13年連続で6枠~8枠の外枠が絡み、昨年11年では2着、3着は8枠でした。(その10年の3着馬は6枠でした)


以上ですが、ともかく昨年までと同様、上記のデータを丁寧に見ながら、一つ一つじっくり検討して結論を出していこうと思っています。
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唐津っ子

君子蘭賞を快勝したミッドサマーフェアが面白そうだと思いますが,
どうやら抽選対象にも該当しないよう(悲)

人気がない馬ではアネモネSを勝ったパララサルーあたりかなぁ.
関西馬にこれという穴馬がいないのが,ちょっと寂しいです.
by 唐津っ子 (2012-04-04 22:38) 

bigonon

唐津っ子さん、確かに穴馬が見つからないですね。
でも、過去に「えっ!?」という意外な馬が上位に何度の絡んできたレースですので、私ももう少しじっくり考えます(^^)
by bigonon (2012-04-05 20:17) 

bigonon

やまちゃんさん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-04-05 20:18) 

bigonon

mura_blogさん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-04-05 20:19) 

bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-04-05 20:20) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-04-05 20:21) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-04-05 20:23) 

bigonon

ゆきママさん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-04-07 13:46) 

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